RAIDの盲点 |
---|
盲点って書くと、とんでもないことが分かった感じですが、
ちょっと当たり前で、どうしようもないほど普通のことです(笑
どこかの掲示板にも書きましたが、OSが落ちてソースファイルが消えてしまいました。
OSが落ちた原因は別にどうでもいいんですが・・・・どうせ、Windowsだしとか(笑
さて、HDDがどうかなったときに、データを保護する目的でRAIDって仕組みを使うのですが・・・
簡単にいうと、2台のHDDに同時に書き込んで1台が壊れてもデータが消えないようにする機能とか、他色々あります。
これが有れば、色々安心なのですが・・
lこれが有って尚、データが消えてしまったんです。
原因はOS〜〜〜
RAIDは物理的障害からデータを保護するもので、ディスクの損傷、不良などによりデータが破損するのを保護しますが、
論理データは保護しません(笑
は? 何が物理で、論理か分からない?
そうですね〜
RAIDはディスクに書き込まれているデータの中身には、無関心ってことです。
保護するのは書き込まれているデータであって、書き込むデータではないんです。
データは、OSがファイルシステムを用いているので論理的に存在するだけで、HDDにとってはどれもただの磁気データ
ファイルシステムが変わるだけでそのデータはただのノイズとなってしまうわけです。
なので、OS(ファイルシステム)が飛んで、正しくない読み書きを行ってもRAIDはデータに一切関知しないので、それを処理してしまいます。
これはとても大変なことです。
そう、正しくないデータを正しくない場所に平気で書き込んでしまうんですよね
これは、作業中のデータに障害が起きることは当然ですが、他のファイルにも影響がでるおそれがあると言うことです。
バックアップは同じPCで取っても無駄(笑
定期的に外部メディアにバックアップは取っているし、HDDにも複数のコピーがありますが、完全に作業途中のファイルを毎日はバックアップしませんからね・・・
作成中のモジュールが・・・丸々全部消えましたわ(笑
☆ティア☆
2002/11/20