クラウドという物についてどの程度の人が正しく理解しているのでしょうか?
あたしも、深入り甲斐が在るわけでもありませんし、今後の展望などもさっぱり分かっていませんが?
それでも、スマートデバイスの蔓延が原因でクラウドの重要性が格段に上がっているのは分かります。
では、クラウドで
・何が出来るのでしょうか?
・どうやって使うのでしょうか?
・何があれば良いのでしょうか?
1.何が出来るのか?
ASPって言葉が懐かしい昨今、クラウドとの境界線はおそらく無いでしょう。
GoogleDocumentとかOffice365とかそう言った何かも含めて、アプリケーションの提供。
SkyDriveやらDropBox等のストレージの提供
独立系?を除けば、それらを複合して利用出来る物もあります。
オンラインゲームも、言ってしまえば、クラウドの一種でしょう。殆どの人は気がついていないでしょうけどね?
SNSをソーシャル的に使っている人は少ないかもしれませんが、メール等のメッセージツール、ゲーム等のアプリケーションは
データの作成、蓄積、更新、どれらもクラウドで一般的に提供されている物と同じです。
2.どうやって使うか
スマホや、ガラケーも含められますか?
PC、タブレット
一部の情報家電なども含みますか? それらの機器でインターネットに接続すれば使えます。
これだけだと、何で使うか?ですよね?
どうやってというと、通信してと言うことです。
殆どの場合、クラウド上からデータをダウンロードして使うことが前提になっています。
アップロードに関して言えば
メールの送信などはたかがしれている行為です。
では、それ以外はどうなるでしょうか??
今後登場するXbox one PS4 どれも動画を撮影しアップロード出来るようになっています。
殆どの物はAVCで録画するようなのでそれほどは大きくないでしょうか?
数百Mのファイルの送受信が頻繁に行われるようになるのかもしれません?
現在もYouTubeやニコニコ動画などを利用して動画を上げている人は居ますが、撮影環境が無いので利用している人はとても少数です。
でも、ゲーム機自体に録画機能が付いた場合に、どれほど利用者が増えるかは分かりません。
3.何があれば良いのか
2に被っているって?
被っているなら分けたりしません。
今後のクラウド利用において重要な位置づけになるのが、アップロードです。
ネット上のデータを使うためにダウンロードするばかりだったこれまでのインターネット利用と違い、
クラウドではデータの即時性ではなく、ロケーションフリーが重要になってきます。
クラウドのストレージにデータをコピーすると言うことでは無く、クラウド上でデータを作成し、クラウド上でデータを利用する。
新しく必要なデータが出来たら、クライアントからクラウド上にデータをどんどんとあげていく。
インターネットの利用において、下り線の帯域はとても増えましたが、登りは全く増えていません。
あたしが利用しているIIJは他の所と違い制限が無かったのですが、数年前にあったファイル共有ソフトによる帯域の占有問題に対応するために一日の送信制限を15Gに区切っています。
15Gって多いですか? 少ないですか??
結果から言えば多いです。
1日に15Gものデータを作り続けるのはとても大変です。ほぼ不可能と言っても良いです。
カメラを設置し、ライブの垂れ流しとかしていれば出来るかもしれませんが?
でも、そう言った定常的な大量使用では無ければ15Gくらい楽に行ってしまいます。
それが、クライアントのバックアップ
先日導入したBitcasaは標準でドライブのバックアップを進めてきます。
「お〜、それ良いね〜」
と安易にOKを押してしまうと、ドライブにある全データをアップロードします。
一般的なWindowsをインストールしてあるドライブだとOSだけで20G
データをある程度貯めてあれば+数G
デジカメで写真を沢山取ってきた人は+数百G
ムービーを撮りためてきた人は+数T
しかもBitcasaには帯域制御機能が無いので、これを現在の帯域をフルに活用して全力で送ります。
まぁ、先日あたしがやらかしたことですが?
IIJに怒られたよ〜?
障害情報に載ったよ〜?
一日の送信量(無制限状態)は150G
秒に直すと1736kB bpsにするとその10倍? 17Mbpsですね
おそらくこれは、Flet'sの能力限界なんじゃ無いかと思います。
更に先日Acronisの最新版もイメージのクラウド保存に対応しました。
保存領域は有料ですけどね。
容量の都合を考えると無制限のBitcasaと提携して欲しいですね。
こうしたバックアップも、帯域を考えながらのアップロードというと、あたしの保持データ(全3T)を全バックアップするには200日(ロス無しで、全帯域を使用した場合)とまぁ、
とても現実的な時間ではありません。
一度取れば、以降は差分で良いでしょうが?
その1度目にほぼ1年掛かる。
これでは利用価値はありません。
バックアップは即時性の求められる機能ですから、最低限毎週取らないけいけないのに1年待たないと出来ない。
現在使用中の一部のデータをちょいちょい上げる分には困りませんが、本格的に全データをクラウドに上げることは、日本のネットワーク事情では出来ないのです。
Windows8.1がクラウド上にデータを置いて(SkyDrive)利用するあらゆる端末で同じ環境を実現するというのは、SkyDriveの容量が数十Gしか無いから出来ることで
サイバーなSFでよくあるウェアラブルなシンクライアントを再現することは未だ未だ不可能なわけです。
余談、
先日Kindleを始めました。Amazonの電子書籍ですね。
端末は以前から利用しているTF101です。(Amazonの端末ではありません。)
のんのんびよりのアニメが始まった関係で、書籍版を購入するか悩んでいたあたしとしては、気楽に試せる体験版?が合ったのはとてもうれしかったです。
しかし、これには重大な問題が有ったのです。
ダウンロードに意外と時間が掛かる(笑)のはともかくとして、TF101の画面サイズからすると、若干小さい。
一部漫画にあるような極小な文字があのサイズだと見えない。
いえいえ、あたしの視力の問題じゃ無いですよ?
データの解像度です。
ちょっと拡大しただけでジャギーが出てくる。
TF101で画面サイズに表示した状態で1:1くらいです。
アレは、体験版だからですか??
あの3倍は無いと小さい文字は潰れてしまって見えません。
文字が1,2ドットで表現されて、どうやって読めと?
小説などの文字媒体は、もしかしたら、イメージじゃ無くて、文字データとしてデータが構成されていて、拡大や縮小なども自由に出来るのかもしれませんが、とにかく、現状ではイメージ媒体は画像が小さすぎてダメです。
色々とググってみましたが・・・
参考 http://book.tsuhankensaku.com/review/kindlepaperwhite.html
やはり、データが粗悪のようですね。
これなら、本を買った方が全然マシです。
まぁ、本は邪魔になるんですがね〜
自炊・・・自炊かぁ・・・
会社のプリンタ(複合機)が最新のに変わったし、一冊やって見るかな〜?
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