ティアのホームページ☆ミ:ID 1155:タイトル 消費税より大事な話が有ったw oC
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To Close..消費税より大事な話が有ったw 2014年04月10日16時35分
そういえば4/9でwindowsXpも終わりでしたね(笑

では良い感じの思い出話でもしましょう。


これだけ流行り、長期間有効だったOSは結構稀なんですが、

そんなXpでも、立ち上がりはとても悪かったですよね。

これまでのNT系とコンシューマ系のOSが真に融合した事になっているOSで当初は不具合や、その遅さに敬遠されていました。


でも、ちょっと待って下さい!

軽く安く早く的なWindows98等の流れを汲みながらNTの堅牢性をも備えたXpは実はとても優れたOSだったんです。

なにせ、黒歴史としてのMeやVistaを見れば分かります。

MeはNTとの融合を果たせなかったが故に不安定さと仕様の違いによる動かない物が沢山出た大変面倒なOSであったり、Vistaは堅牢性ばかりを優先させたがためにそもそも操作が不便でならない(笑

という問題が有りました。

でも、Xpがスタートダッシュに失敗した(歴代OSのスタートダッシュは前OSの記録を抜いていますが?)のは、見た目を優先させた部分と、ハードウェアの未成熟が故の問題です。


Xpからはそれ以前のハードウェア構成ではOSのパフォーマンスを最大限に発揮出来ない状態になっていました。


CPUのクロックアップが停まり、GPUの能力を過剰に必要とするようになりました。

Lunaを停止させればいいと言うことでクラシック状態でXpを操作している人も居ましたが、そもそもエクスペリエンスを体験するという意味であれば、Lunaくらい正常に動作する状態じゃ無いとダメなんです。

Xp当たりから本格化した・・・・

例えば、TVをPCで見るとか、録画するとか、DVDを見るとか、マルチメディアを謳い始めたのはWindows3.1が出たわりと直後だった気がしますが?本当の意味でマルチメディアが取り込まれてきたのはXpからですね

WindowsXpにはMedia Center版が存在し、色々な機能が提供されていました。

ようするに、旧来のVGAからGPUへと変化したと言っても良い(笑


これにより、CPUは画面の処理にパフォーマンスを奪われなくなり当時で言うとDX9に対応したGPUが載っているPCは現在でもWindows8を入れても問題なく動作するような物が多いです。
注)メモリの物理的な積載制限により動かない物もあります。

と言うわけでXpはWindows2000までの古代機と最新のGPGPU等へ進んでいく新型機へ切り替わっていく重大な役目を果たしたわけです。


Windows2000末期のPCはWindowsXpにOSだけ載せ替えて販売された頃合いがありました。

このPCを使った人達が「Xpは遅くて使えない」と言った人々で。

新しく構成された新型機を買った人達は「Xpは安定していて使いやすい」と言うことに成るのです。


Xpはその後も微妙な拡張を続けながらどんどんとその勢力を伸ばしていくことになります。

これはPCメーカーがXpの動作に必要なスペックが分かったからです。

最低限のスペックの物でも、最高のスペックの物でも、一般的な動作は変わらないことがXpの最大の特徴だったからです。


それはまさに、intelが開発したHTテクノロジが原因です。

マルチコア化したCPUにより高度な演算アルゴリズムは非常に高速に動くようになった反面、一般的な速度は主にメモリとHDDが足かせになってそれ以上は伸びなかったからです。

そこでXpからは64Bit版が出始めることになりますが、これは、Windows7の64Bit版とは訳が違います。

高度に仮想化されたWindows7は32Bit版も64Bit版も分け隔て無く使える物が殆どですが、WindowsXpでは64Bit専用の物が数多くあったのです。

一部は64bitに対応させつつもXpは進化の限界に到達します。

それはCPUの動作周波数が全く伸びなくなったからです。


AMDもIntelもマルチコア化へ完全移行し、XpもNT系列の誇りの元、マルチタスクでもそれなりに動いていましたが、色々と弊害が出始め、Vistaへ向けて進む事になります。


実はWindowsはXp以降のVista,7,8ともに全く機能追加はされていません。

Xpの全盛期にほぼやり尽くしたと言っても良いでしょう。

Vistaは64bit化とセキュリティ面の強化
7はVistaの再調整が主
8はタブレットへの対抗とさらなる調整

が行われました。

ただでさえ高いPCを一般ユーザーがそう頻繁に買い換えるはずも無く、
Androidの登場により安いタブレットが出回った関係で、PCはXpのままずっと使っている人も多かったわけです。

PCでゲームとかやっている人はGPUはどんどん進化しているからPCを更新しているという事も有ったかもしれません。
しかし、先述の通り一般的な使い方をする分にはXpの中期〜後期に発売されたPCは全て同じスペックだと言っても過言ではありません。

Xpの初期を知らずVistaの悪名を知っている人達はその後のOSアップデートを拒みWindows7のすばらしさを知ること無く8が発売され

8がスタートメニューが無いとかかんとか、そういう事も有り、Xpを使い続けることになったんですね〜


さて、Xpの互換性その他についての説明をしましょう。


それまでは98系とNT系があったのですが、
アプリケーションというのはOSが動いている外側で好き勝手に動いていました。

そして、外側だけでは我慢出来ずにOSに踏み込んで動作する物もありました。

98系とNT系で何が違うかというと・・・全然違うと言っても良いぐらいです。

だから98系のOS仕様通りに動作していないソフト(ほぼ全部でしたが?)はNT系のOSでは動かなかったのです。


Xpってば、98系とNT系が混ざったものじゃ無いの?と言う人が居ます。


違います(笑


NT系に98系にしか無い機能を追加した物をXpとして作りました。

WindowsMeが失敗した一番の原因は98系にNTの機能を中途半端に組み込んだものだからです。

ようするにXpはNT系なのです。


NT系に対応出来ないアプリケーションは軒並み動かなくなったのです。


レジストリの位置、フォルダの位置、関数の呼びだし規則、

そう言った物を決め打ちで動作している物って意外と多かったのですよ。

結果的にどうだったのかというと
Xpの互換性が低かったんじゃ無くて、アプリを作る人がOSの仕様を無視して
作っていたから、MSの人がどれだけ98系の仕様を考慮して作ってたって意味が無かったんですよ

こうしたことも含めて、アプリがOSのバージョンだとかをちゃんと確認して、それぞれに対応した作り方をするようになったり、OSの提供している情報をちゃんと利用するようになったのはこの後なのです。

Xpはソフトウェア的な面でもハードウェア的な面でもそのレベルを大きく上げてくれました。


Windows2000自体とても安定していましたが、98系を使っていた人にとってはXpからNT系列の恩恵に与れたわけです。

あたしの感覚だと
98は2日に1度は再起動しないと致命的な不具合を起こす。
Xpは1週間に1度再起動すれば問題なく動作していることが多い。
Windows7は総計で3回くらいしか落ちなかったのかな?

Windows8はまだ1回だけの気がする。

あたしは割とハードにPCを使っている方ですから、あたしよりも多く落ちるという方
PCの構成や使っているアプリケーションなどに問題が無いか確認した方が良いですよ?


そんな感じで・・・・

Xpからは割とあっさり手を引いたあたしですが、
PCにとって一大転機を与えてくれたXpに感謝しつつ
もっとWindows8使おうよ!と言って閉めたいと思います☆ミ

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