今は流行っているラノベは異世界モノと言われては居ますが
あたしに言わせれば、やはり、日常モノの延長だと思います。
確か、日常モノと言われながらも、本当に日常の作品が面白いかというと、まちがってもそれはNOです。
日常にはあり得ないキャラクター達が、日常を行うことで、それが面白いこととなっているのです。
まさに「日常」と題した作品もありましたが、天才有り、ロボ有り、なんだかんだで、全くもって日常ではない(笑
あたしが好きな作品
「ゆゆ式」とかでも、日常にお金持ちのお嬢様がいるはずがなく、女の子3人だけに留まらず、あれだけ百合ユリしい人物が揃っている学校というのも珍しいと思う。
まぁ、作品を鑑賞する側としては、そう言った環境は嬉しくあるので、全くもって問題ないのですが?
だから、そこが異世界だろうと、異世界らしく、モンスターハントとかが有ろうとも、
職業が、学生であろうが、冒険者だろうが、商人だろうが、この際関係は無く?
その世界において、その環境下で、有るべき日常を行っているという所は何の違いも無い訳ですよ。
日常系におけるその魅力というのは、冒険譚の様な、「激しく燃え上がっていく刺激的なストーリー」以外でも主人公達は生きているという根本的な視点に立った事にあります。
冒険はじめは、剣を振るのに一苦労しているような描写までしっかり描かれているのに、ある程度レベルが上がると、魔族をざっくざっく倒していったり、
酒場兼宿屋の描写が一切無くなったり、隣の町まで1行で着いたり
コレは、同人作品などを含めた、サイドストーリー、ショートストーリー、モノによってはスピンオフ作品がコレに当たる場合もありますが?
勇者が魔王を倒す話は当たり前すぎて、飽きた。
でも、凡人の話はもっとつまらない。
勇者や魔王などの特別な人達が行っている日常が面白い。
という事なんじゃ無いかと思う。
所で、異世界の日常って何でしょうか??
特に異世界転生モノに良く有る、何か良く分からない小生物になった場合の、苦労話とか
ハッキリ言ってどうでも良い。
やはり、それなりの強者が、異世界に行くから、現代科学の応用で魔法に打ち勝つとか?
良く分からないCQCで勝とか、そう言う話なんじゃ無いかと思う。
やはり、凡人が行ってもつまらない。
「Re:ゼロから始める異世界生活」では、スバルは凡人よりは強いけど、その程度に過ぎず、やはり死にまくっていますが、あれはタイムリープモノというジャンルも追加されているが故に単純な弱者ではないのだけど、
先日までのオンエアにおけるスバルのダメッぷりは常軌を逸している。
まぁ、何度も死んでいる内に死ぬのが怖くなって「死にたくない」って状況に陥っているらしいのですが?
アニメで放送されている情報だけでそれを理解することは出来ないですね。(ニコ動のコメントアリ)
それはそれとして、正規兵(特に騎士)は常人では勝てない領域にまで訓練されていますので、戦おうと思ったスバル君の意味が分からない(笑
オタク?っぽい人間をしていたのに、タイムリープに気がつくのが遅すぎる。
そして何より、「死に戻り」を話さなくても、いくらでも説明のしようのある部分が多いのに、一切説明しないスバル君のコミュニケーション能力に低さに驚きです。
まぁ、何はともあれ、何でもかんでも、異世界モノにすれば「面白くなる」、「人気が出る」訳では無いと思うのです。
もう少し、内容を考えろとか?
異世界モノじゃない作品はないのか?とか思うこの頃です。
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