虫歯の話です
神経を抜くとは言いますが、正確には、抜くわけではなく、切断すると言うほどでも無く、ザクザクと削り出すのです。
虫歯は、歯がダメになる歯周病ですが、
これは、細菌感染による、伝染病です。
生まれたときから、口の中に居るわけではありません。親などから口移しや、箸やスプーンなどの食具を共有して使用したり、キスやらなにやら、色々な所で新しい細菌が口の中に入ってきます。
特に、小学生の頃までは、腸内フローラなんて言葉があるように、口内フローラが確定するまで、ものすごく虫歯になりやすく、逆にここを乗り越えてしまうと、虫歯になりにくくなります。
幼少期から小学生の時の歯磨きが重要になってきます。
まぁ、それはそれとして、
年を取ってくると、免疫能力が下がるため、
また虫歯になりやすくなります。
それ以外にも、詰めて数十年経った詰め物(白いのや銀歯など)が劣化し割れたり、取れたりします。
私も、先日、銀歯が取れたり、歯が割れたりと、色々あって、それについてちょろっと書いたかと思いますが?
アレ以降も、何度か、何かを噛んだ拍子に、「バキン!」と鳴って、歯を割っています。
その結果が、
虫歯の過度の進行 → 神経を抜いて、全部埋め直し
という面倒なの状態になったわけです。
最悪の状態というのは、今一良くは判りませんが?
歯がなくなって差し歯になったり、顎の骨まで溶けて差し歯すら出来なくなる人も居るようですから、残っているだけマシですね!
まぁ、何はともあれ、虫歯は、感染した細菌の増殖により、歯が溶けて起きるわけですが?
歯を直接食べている細菌はたぶん居ません。
細菌の生産活動の結果、歯が溶けてしまうような酸性物質が出来ると言われています。
細菌は口の中に居たいのではなく、身体に入り込みたいのです。
なので歯が割れたりすると、そこから、歯の中に入り込み、中にある神経を食い散らかすのです。
これが歯が痛い状態です。
ハッキリ言って、この状態になったら、既に直しようがないです。
歯が、ピリピリする。じわじわする、チリチリする。
この程度で、すでに虫歯は進行していて、知覚過敏状態になっているのです。
この状態の内に直さないと、手遅れです。
汚染された神経から、細菌を分離することはほぼ不可能ですし、神経への侵食が大きくなると、神経を経由して脳髄にまで細菌が到達し、死に至ります。
痛いと感じる前に治療を行いましょう。
では、虫歯に纏わるオモシロエピソードを書いていきましょう。
・最近、やけに早く起きることが増えました。
26時に寝ても、5時、6時に起きるのです。
理由はしばらく分からなかったのですが、ある朝、もっと早く、4時に起きたのです。
歯がとても痛かったのです!!
歯医者によると、朝方痛くなることが多いようです。
虫歯かな?とか思い始めたときに、普段より睡眠時間が短くても起きてしまう場合、
虫歯が進行して、すでに危険水域に到達している可能性があります。
今すぐ、歯医者へ!
・食事中に、顎や、歯が、「バキン!」と鳴った場合。
歯が割れています。
歯医者に行って、割れた所を確認して貰い、場合によっては早めに治療しましょう。
・詰め物をして数十年経ったら
詰め物の寿命は30年くらいじゃないかと思います。
これをそのまま放置すると、白いのがすり減ったり、「バキン!」と鳴ること無く割れたりして、
気がつかないうちに細菌がその中へ入り込んでしまいます。
日々の歯磨きや、歯の診断は計画的に行いましょう。
閑話休題
虫歯が出来るまでの経緯
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実は、虫歯が出来るというのは、歯を磨くか磨かないかとか、口内フローラとか、そう言った原因もあるけれど、あたしの場合は、別に有ると思うのです。
あたしは、顎か小さくて、それでいて歯が一般人サイズだったので、歯が顎に入りきらない病気になっていました。
世の中には、奇形といって、凡人とは骨格などが違う人も居ますが、そう言った部類ではありません。
ただ単に、顎が小さめで、歯が普通だったのです。
なので、あたしは子供の頃に歯の矯正治療を行っていました。
当時の白い詰め物は、今のようなレジン(フィギュアの材料等)ではなかったため、強度などの都合で少しでも穴が大きければ、直ぐに銀歯を詰めていました。
なので、矯正治療中?が原因だったかは判りませんが、あたしの歯に少々大きめの虫歯が出来た段階で銀歯の詰め物をすることになりました。
そのご、数年掛けて矯正治療も終わり、その際にも何度か小さい虫歯を繰り返し、銀歯での詰め物が3本ありました。
その後・・・特にこれと言った、歯科的な問題も無く集住年経ちました。
ある日、食事中に「バキン!」と鳴りました。
何か硬いものを食べたかと思いましましたが、口の中身を吐き出しても、特にこれと言った物は無く、判らないまま過ぎました。
その後、数回、そう言った音が鳴る件が有りましたが、それだけでした。
その数年後、突然銀歯が取れたので、詰め直して貰うことがありました。
そして去年? 石窯パンのサンドを食べていたら・・・噛みしめた途端に、バキン!となり、口の中でいつにない衝撃が走り、一時停止した咀嚼。
恐る恐る、ゆっくりと咀嚼を行い、
何の問題も無いかなと思ったときに、舌に刺すような痛み。
どうも、歯が舌に刺さって居るみたい。
色々と調べた結果、銀歯越しの上からからの圧迫に耐えかね、歯の側面が、割れたことが判りました。
会社を途中退社して、治療にいきました。
新しい銀歯を入れて・・・・
その後も、虫歯のような物が出来たので、白い詰め物を詰め直して貰ったのですが・・・
歯がかみ合わない。
レジンの詰め物は、ちょっと多めに盛って、削って均します。
ですが、かみ合わせを丁度良いくらいに均そうとすると、せっかく詰めた白い物がかなり良い感じに削り取らなければならなくなり
その代わりと言うことで、出っ張っていた、上の歯を削ることに鳴りました。
そう、結局は、全てがこの歯が原因なのです。
実は、矯正治療を行うと、歯が全体的にずれます。
だから矯正治療を行っているときに銀歯を詰めると、歯が広範囲にわたって削れてしまいます。
これにより、あたしの歯は、普通の人よりも短くなっていました。
その後、虫歯などもあったり、治療したり、そういう事を行ったせいで、顎のズレが更に拡大し、銀歯が白いのに置き換えられたことで、歯の削れも加速し、
歯の一部が尖って、上下のかみ合わせに致命的な影響を与えるほどに鳴っていました。
しかし、これを治療の一環で削り取ってしまったため、顎の位置が元の位置に戻ろうとしました。
しかし、治療の最中に、既に削って、歯形を合わせてあったために、顎が元の位置に戻った結果、均した部分がずれてしまい歯が強くあたるようになりました。
これにより、今回の神経を抜く原因となる、歯が欠ける問題が発生しました。
詰めて貰った場所の、周囲に上の歯が強くあたってしまったために、詰め物ではなく、歯の方が大きく掛けたのです。
諸原因を考えた場合、矯正治療中に銀歯を入れて、歯が広範囲にわたって削れたのが最初の原因で
その後、銀歯を白いのに詰め直したりした結果、一部に残った銀歯によって、上の歯が一気に削れ、一部が尖ってかみ合わせがずれたのが2つめの原因で、
去年の治療で、この尖った部分を削り取ったのが3つめの原因で歯が割れたのです。
まぁ、矯正している最中に、虫歯になって、銀歯を入れることになったのが、あたしの失態と考える人も居るかもしれませんが?
矯正治療をしていると、歯がずれるので、かみ合わせが代わり、それによって通常よりも歯が削れやすくなるのです。
あたしの全て歯はエナメル質が殆ど無いのです。
ですから、削れたのか、虫歯なのかが判らないまま、虫歯治療が行われるという悪循環があったのです。
それに、虫歯かと治療に行ったときに、下の歯があたっているから痛いだけです。とか言われて、治療もせずに終わったことも何度も有ったのです。
矯正治療を行うことで、歯並びが良くなることは、とても良いことではありますが、
歯並びが変わると言うことは、かみ合わせも変わると言うことを、念頭に置かなければダメなのです。
矯正治療中の方はご注意くださいね?
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