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To Close..CPUの温度 2019年11月02日17時49分
CPUの温度は、様々な方法で測ることが出来ます。

PCを使う人の殆どは、そういったことを一切気にしないでしょうけれど、先日からの不具合の原因が、気密性が上がったことでの、通気の悪さだということは分かっている以上、気にせずには居られません。

かくして、試行錯誤を続けているわけですが、もう一つ簡単に対処できる方法の一つを取ってみました。

グリスの塗り替えです。

CPUグリスは、リテールのクーラーを使う人の殆どは、
熱伝導シート(クーラー側に付着している)をそのまま使っているでしょう。

もちろん、剥がして独自のを使う人も居るでしょう。それは人それぞれなんですがね?

この、4790Kもね初めから付いていたのをそのまま使っていました。

買ってから・・5年以上。

そして、ケースも入れ替え、住んでいる地域も変わったり、色々とありました。

そして、あれこれとモニターをし続けて気がついた事があるのです。


マザーボードのユーティリティなどに表示されるCPU温度はHWMonitorに表示されるののTMPIN3の温度なのです。

CPU温度として表示される方がCPUから取得するPackageの温度に近いのですが?
そして、コア温度に至ってはもっと遥かに高い。


コア温度>CPU温度>Package温度>TMPIN3の温度と
四種類のCPU温度があるのです。


コア温度はおそらくそのまま、CPUの内部にある温度計でこれが、直接の発熱部分の温度。
一番高いのは当たり前です。

CPU温度はマザーボードの何処かで測っているか、何処かの信号線から入力したCPUの温度。
マザーボードの各種機能は、この値を見て温度の調整をしている。

パッケージ温度
CPUがCPU全体の温度として・・・ヒートスプレッダが冷やすべき目標温度として考えているのだと思う。

TMPIN3 Asusのユーティリティがシステム全体を冷やすための基準の値としている温度

じゃ無いかと思うのです。


そう言う意味では、Core温度が100度まで上がるのはある意味仕方が無いのですが、これらの温度からCPUは動作周波数を決めて、異常加熱を防ぐためにクロックを下げるわけですよね??

で、実際に動作はどうかというと、このCPUはどれだけ忙しい状態でも周波数が4.2G程度までしか上がらず、
コア温度は通常時で40〜60°辺り。

さすがに熱くないですかね??
ゲームのプレイ中とかならともかく?アイドル状態でです。


色々と考えがあげく、グリスを塗り直すことにしたのです。

まぁ、そうじゃなくてもCPUファンを一度取り外したら、グリスは塗り直さないとダメなことが多いのですが、CPUを外さなかったため、ケースの入れ替えの最中に何度もCPUファンを掴んで持ち上げるという動作を繰り返していたにも関わらず、そのまま放置にしていたのです。

さて、結論から言うと・・・

アイドル時は30°を下回るほど下がるようになり、ゲーム中でも60°辺りになったのです。

使ったのは、一般的なMX-4

そして、今まで、ゲームのプレイなど色々行ったのにも拘わらず、コア温度でさえ100度に到達していない(笑

確かに、純正の熱伝導シートは性能が余り良くは有りませんが?
そして、MX-4は一般的に良く言われているけれど、熱伝導性は結構高い8.5W

結果として、すごく冷えることとなりました。

でもですね?

CPUを買ったときは5万くらいしたと思うのですよ??

それなのに、1000円程度のグリスを使わないのはどうかと思うのですよ?



さてさて・・・・それはそれとして、CPUに塗るシリコングリスの信者には、塗り直す必要など無いと言い続ける人が未だに居ます。

確かに、シリコングリスは、チューブから出したときにネチョっとしているため、粘性がなくなってパサパサになると、冷却性能が下がると思っている人が居ます。

これ自体は間違いです。

ですが、パサパサの状態のシリコングリスは、

強い衝撃などを受けると亀裂が入り熱伝導性が下がる事を認識している人は少ないです。

引越じゃなくても、PCを移動した場合に固形化したシリコングリスにクラックが多数入り冷却能力が著しく下がることがあります。

これは、負荷の軽い状態ではあまり発現しないのですが、

高負荷がかかり一定以上の温度になると、急激に冷却性能が下がりCPUの温度が一気に上がってブルースクリーンに突入するのです。


まぁ、今回は、そっち側の原因かなと思っています。
少なくとも、温度関連の問題はこれでなくなるんじゃ無いかと思います。


因みに・・・

このMX-4には「durability 8 Year」としっかり書いてあります。

直訳すると 「耐久性8年」
ようするに8年しか使えないのです。


この優れたシリコングリスが8年であれば、CPUクーラーに初めから付いている熱伝導シートなんて大したことないのでしょうね?

それはそれとして、自作(他作)PCを使うようになってから、5年以上も同じCPUを使い続けているのは本当に稀なのです。
長くても3年くらいで乗り換えていましたからね。

でもAMDもIntelもCPUの性能が頭打ちになっていたので新しいのを買う気になれなかったのですよ?

Haswellがでてやっと新しいCPUを買う気になってDevil'sCanyonを買ったのですが、結局その後はまた、良い感じのが出なかったのでずっと放置していましたね〜

今はZen2がちょっと欲しかったので、このPCの突然落ちる現象が収まらなければ、新しいのを買うつもりでしたが?
PCのフィルターを一部開放して、シリコングリスを塗り直して・・・

これで収まるでしょうか?

収まると良いですね〜


因みに、Haswell系のCPUは今後作成されることはありません。
intelがあれだけ頑張った電圧レギュレータのCPUへの内臓は、CPUクロックを上げる障害になったらしいです。

CPUのクロックが上がると、CPUの内部の温度が上昇し電圧レギュレータの動作が不安定になるのだそうです。

そりゃーそうです。

CPUへ電力供給するためだけにレギュレータがCPUの周りに10個とか並んでいるんですよ?

意味も無く8+2フェーズ電源とか作っていないのですよ?
電圧レギュレータを如何に安定的に動かすかが、マザーボードの善し悪しなんですからね!

技術としての価値はあるかも知れません。PCのCPUじゃなければ良い使い道があるかもしれません。

でも、PCには要らないのです。

というか、Zen2なんてIOすら別シリコンになりました。
全てオンダイとか、やるだけ無駄なのです。
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