PC関連のお話ではありません。
大分以前に知り合いの女の子が結婚しました。
結婚した人も誰だか知っていましたし、結婚して苗字がその人になっているし、その人の話が出てくると、女の子の旦那さんだっけ?とか思うことはあっても、その程度であまり気にはしていませんでした。
先日から、別部署に居るその人と仕事をする機会が何度か有ったのですが、その度に「奥さんが・・・・」、「奥さんが・・・・」と色々と話しをすることがあったのですが、
ハッキリ言って、旦那さんに会ったのがその時が初めてって言う感じくらい全然話したこともなかったので、
結婚している人は大変なんだなぁとしか、思っていなかったのです。
今思えば、別部署のあたしに対して、同じ部署に居る奥さんの話をすることで話題提供的な意味があったのかもしれませんが??
女の子の → 旦那さん(知らない人)
という意識はかろうじてあった物の
知らない人の → 奥さん
は誰だろう?としか思っていなかったのです。
家庭内円満なのか?
でも、今日の昼休みにたまたま二人で居るところを見て、漸く、この二人が夫婦であることに気がついたのです。
知らない人 → 名前を知っている人
になったところで、
”旦那さん(知らない人)” が ”名前を知っている人” と繋がらなかったため、全く分かっていなかったのです。
二人が一緒に居るところを見て初めて
”名前を知っている人” の ”奥さん” が ”女の子”と繋がったのです。
以前、名前を覚えることが出来ないと書いたことが有ったと思いますが、
あたしは、あった人にたいして、固有名を覚えるという動作をしていたんだと思います。
IT的な言い方をすると
結婚したことで固有名が変わって、結婚した人が居ると言うことが判ってても、関係性が一方通行にしか発生せず
旦那さんの方の情報が一切更新されていなかったので、逆引きが形成されなかった。
とくに旦那さんのことは全く知らなかったので、逆引きを作る事も不可能だったのかも知れませんが?名前を聞く度に、旦那さんだよね?って感じはしていたけど、いざ旦那さんを中心に考えたら、誰にも繋がっていなかった。
新しく知り合った別部署の人という立ち位置に入ってしまったため、繋がりようがなかった。
そこで思うのです。
誰かの友達とか、家族とか、同級生とか、そう言った情報を、あたしはいつも蔑ろにしていました。
同級生なんて毎年入れ替わるし、家族なんかも、結婚すれば変わってしまう。
あたしにとっての友達とは、近くに居る人でしかなかったため、友達という関係性は、覚える価値も無いものすごく薄い物でしかなかった。
だから、それぞれの関係性は全く覚えてこなかったために、人が覚えられないんじゃないかと思うのです。
実家を離れた今、近くに知り合いはいませんので、そう言う意味では友達が一人も居ないという状態にあるわけです。
まぁ、これまでに親しくなった人を蔑ろにするわけではありませんが、自分から会いに行くことも出来ない人のことを優先した生き方をすることは出来ません。
「友達は居ないのか?」
と問われれば、
「100人くらい居るよ!」
と答えはするけれど、
居ないも同然なのです。
まぁ、ネットワーク社会のおかげで、距離は離れてもいくらでも連絡の取りようがあるし、1,2年音沙汰がなくても、突然電話で話すことも出来る。
ひろ〜くうす〜い関係性だと思います。
だからこそ、人を覚えるときは、お互いの関係性が余計に重要になるのかも知れません。
「女の子の旦那さん」という覚え方ではなく、
「二人は夫婦」と覚えておけば、良いんじゃなイカと思うのです。
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