あたしは遙か昔からATOKを使っています。
昔のIMEはともかく最近のIMEはそれなりに普通らしくATOKをそこまで好んで使う意味は無いのかも知れませんが、ATOKに慣れてしまっていては、これを使うしかありません。
ATOKは何が発端か知りませんが、JustSystemの一太郎などに付属して、MS-DOSの頃から存在して居ます。
そうなると、どっちが先かはあたしには分かりようがないのですが、
MS-IMEとは操作方法が若干異なります。
最近でこそ誤変換は殆どありませんが、偶にある変換ミス(区切りミス)を修正する時の操作が違うのです。
ATOKとMS-IMEでは逆なのです。
位置の移動と、範囲の変更
どっちでSHIFTを押すかというその程度の事なのですが、これが決定的に違って、大量に文字入力したのが、変更を失敗してそのまま確定とかされると、誤学習にも結びつくので、ホント大変なのです。
ATOKの辞書はそれこそ、学習をコントロールできるので、その辺りは結構慣れているのですが、MS-IMEは学習の取り消し方法も知らないので、そう言う意味で、MS-IMEのほうは誤学習が蓄積されていくのです。
結果初めはそれなりに変換できていた物がどんどん使えなくなってくるので結局MS-IMEを常用するのは無理なのです。
因みにMS-IMEにはATOKのキー割付を設定することも出来ますが、これがうまく出来ない。
そのまま使っているとどうにも誤操作、誤変換が多発する。
たぶん、全然ATOKの変換方法が分かっていないんだと思う。
まぁ、そんなわけで、Windows10の大型アップデートの度にMS-IMEが再登録されて、その度に優先順が変更されてその度に元に戻して・・・・って事を繰り返していたのですが?
ついに二つくらい前の大型アップデート(2019年4月)のから、ATOKの優先が外れなくなり、MS-IMEが自動登録されなくなったのです!!!
と喜んでいたのですが・・・・なんか、使っていると偶にMS-IMEが立ち上がって困っていたのです。
色々と調べていると、キーボードの一覧の所にMS-IMEは居ないのですが、やはりMS-IMEが設定されていて、有効化しているようなのです。
非表示のMS-IMEを消す方法は何処にも書かれていません。
なので、一番簡単な方法を試してみました。
MS-IMEを追加してMS-IMEを削除する。
すると、無事消すことが可能になりました。
Win+Spaceでもリストが表示されなくなりました。
日本語入力の所でもATOKのマークが表示されなくなりました。
特にVSを使っている時に勝手にIMEへ切り替わることがなくなりました。
設定には表示されていないのに有効化されていて、削除することも出来なくする辺りMSのいやらしさが良く分かります。
そして何より、IMEは以前、MSの漢字変換機能の名称だったのですが・・・
IMEがinput method editorとして、多言語入力機能の一般名になってしまいました。
以前はfront end processorと呼ばれていました。
front end processor(FEP)の種類としてATOKとIMEがあったのです。
それがIMEの種類としてATOKとMS-IMEがという事になり、機能名と製品名を一緒にされてしまったため、ATOKの知名度が更に下がるというか、IME消して大丈夫なのかとか、一太郎使っているのにIME使っているとか、訳分からない感じになりました。
(注:一太郎はもう殆ど使われていません。)
JustSystemはもっと大々的にATOKのプリインストールを押していかないとダメなんじゃ無いかと思うのです。
上記通り操作方法が違うのです。
高速入力しているとチョイチョイ間違えるのです。
誤変換の誤学習が繰り返され、辞書を度々リセットしないとダメなのです。
初めからATOKの操作方法で慣れている必要があるのです。
その辺りちゃんと分かっているのですかね?
|