NGSの計画について、進める前に確かめ算
そしたら、大問題を発見したのです。
最高スペックにばかり目が行っていたのですが、
低画質向けのスペックも一部公開されていたのです。
それがこちら
【低画質・中画質】Intel ® Core™ i5-9400 相当のCPU
一応言っておきますと、i5-9400は低スペックのCPUではありません。
例えこのクラスのCPUだとしても買えば一万円を超えますし、その辺の安いのよりも十分に早いです。
https://btopc-minikan.com/cpu-hikaku.html
を使ってPassMarkの結果を表示させると分かるのですが
INTEL Core i5-9400F 6C6T 2.9−4.1GHz 11963
INTEL Core i7-4790K 4C8T 4−4.4GHz 11154
既に負けている(笑
まぁ、第四世代と第九世代を直接比較するのがそもそも馬鹿らしいことではありますが?
因みに最高画質に指定されているのはこちら
INTEL Core i9-10900F 10C20T 2.8−5.2GHz 21836
もう、倍くらい速いですね!
因みに、4790KがいかにすごいCPUかというのは、
このベンチマークを使えば直ぐに分かります。
いえ、正しくは第5世代と第6世代がいかにダメだったか、
Core i7-4790Kは第5,6世代を全て含めて一番性能が高いのです。
ここに第7世代の7700Kが入るとやっと4790Kは2番手になります。
当たり前な話しですが、ハイエンドCPUは気軽に買える訳ではありません。
だから、購入対象にはなり得ないのです。
従って、ここまでPCを更新するために新しいCPUを買うと言うことには発展しなかったのです。
しかし、第8世代が出てからは一気に変わります。
コア数が増えて、一気に置いて行かれることになります。
第8世代が出た頃からPCは更新しても良い時期に突入したのです。
でも、だからと言って直ぐに変更出来るでも無く? 発売したのは2017年あたりらしいですね。
2014年に4790Kが出てから3年というか?速いのか遅いのか? まぁ、第4世代の更新版なので第4世代自体は2013年から出ていますか?
一年に1世代ずつくらいでしょうか?
それから更に2020年で3年、第10世代が出ている訳です。
最近の話しだから分かるとは思いますがZenが出て来てからのintelはとてもアグレッシブです。
これでもかとコア数を増やして、無理矢理演算性能を上げています。
そうそう、
書き忘れていましたが、第5世代、第6世代のCPUが奮わなかった原因はちゃんとあるのです。
それはDDR4にあります。
4790KはDDR3なのです。
メモリは転送速度が物を言います。
CPUは実行する命令や必要なデータをメモリから持ってくるのですが、
命令は、あっちに飛んだりこっちに飛んだりと、なかなかじっとしていません。
DDR3はそれなりにバランスが取れていたメモリですが、DDR4はより大量送信に特化したタイプで、命令のようにあっちこっちに飛び回る物を追うのは不得意です。
なので、CPUにはキャッシュと言う物があり、ある程度の量を一括して読み込んでおく訳ですが?
DDR4になってからキャッシュミスが致命的になったのです。
おかげで第5,6世代はCPUの性能が全く上がらなかった訳ですね。
コア数が増えキャッシュ量が増大していくなかで、やっとDDR4の足かせから解き放たれた第8世代からCPUの性能がまた上がり始めた訳ですね。
で、それがここ2,3年なのですよ?
あたしが引っ越してから1年と9ヶ月、引越の準備はその1年以上前から行っていました。
第8世代が出た頃から、PCを買い換える余裕は無かったと言うことですね。
そういう訳で、NGSはただのきっかけに過ぎず、ここで全体を更新しなければいけない時期ではあるのです。
と言う訳で、先日の予定では、ほどほどのCPUで手を打つ予定ではあったのですが、
5600Xでは性能がイマイチでは無いかと思えるのです。
なので5900Xを買うことに決定。
もちろん、Zen3なのでコア数を生かせなければ勿体ないことになりますが?
買わないのは愚策だと思うのです
5600Xは今としてはコア数がおとなしめで、IPCやクロックは昔に比べればとても改善されては居ると思いますけれど、最新世代のCPUとしてはミドルクラスな訳です。
でも、お金と時間が無いのはいかんともしがたい。
結局、
必須である、GPU MB Memoryは最新のを購入しつつ、
CPUはある程度の物として5600を買っておいて、
後で、ケース、水冷、5900を購入してアップグレードするということになりました。
なので、更新した予定は以下の通りです
ROG STRIX X570-F GAMING
Ryzen 5 5600X
G.Skill Trident Z Neo F4-3600C18D-32GTZN
MSI GeForce RTX 3070 GAMING X TRIO
↓ その後
Ryzen 9 5900X
Thermaltake TH360
どこかの水冷ケース
を追加して完了と言うことにします。
現状の問題点としては、5インチベイの付いている36cmラジエター対応のケースが見当たらないことです。
光り物も多いことですし、オープンフレームや、ガラスやアクリルのケースも良いかもしれませんけどね。
そうそう、水冷を吸気にするか排気にするかで討論があるようですが?
根本的な問題として、吸気を利用するのが当然の所です。(その上で、PC内部の熱を排気するためのファンも必要です。)
メモリはCPUファン(上からすって下へ吐き出す)で空冷しています。
特別な処置(メモリ専用ファンなど)をするなら別ですが、簡易水冷のラジエターは、トップに付けて吸気しメモリへ風を当てなければならないのです。
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