長きにわたりWindowsは10でしたが、ついに21H2の代わりにWindows11になることが発表されました。
Windows10の真っ当なユーザーはそのままWindows11を使えるようですね?
そして、その後の更新も(今のところ)Windows10の様にアップデート出来るようです。
Windows10の前から長きにわたり低く維持されてきた必要要件がWindows11で一気に更新されます。
知っていましたか?
Windows10 32bitは1Gで動くんですって!!
Windows10 64bitは2Gで動くんですって!!!!
Windows10 64bitは4G乗っててもOS以外は激遅で、一体何をしているのかと思うほどなのに、2Gなんですって!!
あたし、必須要件と 必要要件って違うと思うんですよ
必須は、それが無いと動かないもの。
必要は、それくらい無いとまともに使えないということ。
必要要件は6Gとか8Gくらいじゃないかな??
WindowsはOSであり、”OSだけ”動けば良い訳では無いですよね?
最低限ブラウザくらい快適に動いてくれないと困ります。
それがやっと改定されます。
今のところですが・・・
Windows 11 のシステム要件、機能、デバイスの要件についてが公開されています。
その中の殆どは、古すぎないノートPCでも簡単にクリアしていると思います。
でも、ここで一つだけ困る物があります。
TPM: トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0
まぁ、付いていれば大抵2.0でしょうけれど、問題は、付いているかどうかなのです。
AMDもIntelもこの辺りの機能は、CPUや周辺チップに内蔵されています。
ですから、有効にさえすれば動作するでしょうし、完成品で売られている殆どのpcはONで販売されているのでは無いでしょうか?
このTPMというのは、暗号キーを保存したり暗号化/復号化を実行したりと、暗号関連で必要な機能で、あるかないかで大きく違います。
WindowsのBitLockerというHDDなどのドライブを守る機能には必須だったりします。
逆に・・途中で切ると、Windowsが動かなくなる事もあります。
Windows10ではそもそも無くても動作したのですが?
Windows11では必須になるようです。
ここで要注意なのが、自作ユーザーです。
殆どのマザーボードはこの機能がOFFのまま出荷されています。
さて、あたしのはRyzenなので、CPUに搭載のfTPMを有効化する必要があります。
まぁ、独自のを設置してくれても良いんですけどね?
これはBIOSの設定をDiscreet TPM(初期値)からfirmwareTPMへ変更すれば、それだけでOKです。
ただ、注意点として、このTPMを使う様になると、違うTPMを持っているPCへHDDのすげ替えなどが出来なくなる場合があります。
まぁ、BitLocker使ってなければ大丈夫かも知れませんが、Windows11になって、何処までTPMを使用するのかが分かっていませんからね?
注意は必要です。
でなぜfTPMと言われるかというと、firmwareTPMだから、fなんですね。
紛らわしい。
自分で増設カードとかを使う場合は、カードを載せて、専用のケーブルでマザーボードに繋げばそれでOKじゃないかな?
デフォルトの設定がDiscreetですからね?
何はともあれ、CPUに機能を求めすぎですよね~
さて、MSが公開されているチェックツールでも判別してくれるかも知れませんが、
TPM.msc
を実行すれば、対応しているか分かります。
仕様バージョンが2.0に成っていればOK
今年の終わりには来ますからね、自作ユーザーは要確認です! |