VTuberではないのですが、配信はそれなりに楽しんでおります。
昨今色々なソフトウェアが出来て、それらを使うのは楽しいのです。
さて、昨日は3teneを使ってみまして。
今までのanimazeではいけなかったのか??
えぇ、一つ不満があるのです
unityで作っているときはDynamic Boneを使っています。
これは、まぁ、普通のことなのですが、問題はこの先です。
unityにはVRMへ変換する機能もあるのですが、通常の方法で出力するとVRMにはDynamic Boneが無いために、揺れオブジェクトが揺れなくなってしまいます。
その辺に自動対応している変換ツールもあるのですが、これはこれで正常に動かない部分もある。
結果的に、VRMのツールでVRMへ変換し、その後VRMに標準では無い機能をVRMに対応した範囲で設定し直すという行為が必要になります。
まぁ、主にDynamic BoneをSpring Boneに変換します。
VRMに変換した段階でDynamic Boneは無くなっていますので、Spring Boneを必要なかず作成します。
良く分からないのですが、これらはSecondaryというフォルダに作成します。
他に作ったらどうなるのかは分かりませんが、入力するのも結構面倒なので、ここで動くのでここで良いでしょう。
で、こだわって作っていくと、一つの問題にさしかかります。
それは、手や足がスカートを貫通することです。
まぁ、それ以外に髪がからだを貫通しますけどね。
まぁ、この貫通問題を処理するためには、Colliderが必要です。
これは、Spring Boneが貫通しないように、Spring Boneがこれの後ろに通らないように設置するものです。
ようするに、手や髪が貫通しないようにするのです。
でも、残念ながら殆どの人は失敗します。
Spring BoneはCollider(正確にはSpring Bone Collider Groupとか?言う名称だったかと思います)にあたると、これを避けます。
まぁ、正確にはSpring Boneは柔らかい物を設定しているので、表面を滑ってずれてしまうのです。
その結果、貫通する位置がずれるだけで、貫通することには変わらないのです。
これをしないためには、大量のColliderを設置して反対側に抜けないように何個も何個も設定する必要があるのです。
また、スカートなどは、反対側に抜けないようにするために、Boneの数だけ反対側に抜けないように相対するColliderを設置する必要があります。ぐるっと一周分ね?
これはSpring Boneの仕様の問題です。
Dynamic Boneはこれを華麗に対応しています。
Colliderに外向きと内向きという指定があるのです。
内向き指定にして、膝から腿に書けて足の前側にColliderを指定すれば、その範囲外にはBoneが行きません。
こうすることで、スカートが、足の前側でしか移動しなくなり足が貫通しなくなります。
手や髪も同じです。
VRMも早くこの仕様を取り込むべきですね。
さて、ここまでColliderについてあれこれ書いてきました。
あたしも、これまでルシナを色々と弄ってきて、それなりにアバターの作り方は分かってきたつもりです。
そこまでして頑張って作ったのにも拘わらず!
animazeがColliderに対応していないのです。
なんか、説明には対応すると書いてあるのですが、何一つ反応しない。
あたしが、頑張って、何度も何度もunity上で動かして設定したColliderを全部無視する。
これはいただけません。
ってことで、別のVRMを表示して、フェイスとラッキングするアプリを探したのです。
それが 3tene
で、これの特徴は、全身が動くのです。
animazeはLeepMotionを使っても手と肩が追加されるだけで、それ以上の物は動かないのですが
3teneはモーションを直接指定して、動かすことが出来るのです。
何もしていないと勝手に動く機能も設定出来ます。
昨日の動画でルシナが腰をひねっているのは、それの動作です。
ですが、これにも問題が有ったのです。
顔が動かない。
3teneのフェイストラッキングは、口だけなのです。
表情が変わらないから、通常状態で口を小さく開けているルシナは、この小さい口のまま口を開けるので、あまり開きません。それに、なにより、笑わない。
もちろん笑う表情にはボタン一つで直ぐに切り替わるのですが、押さないとダメ。
ゲームのプレイ中に変顔しているあたしの表情を全く追わない。
また、ウィンクも出来ない。
目を閉じると、瞬きをし続ける仕様
片眼でも、両目でも動作は同じ
で、色々と調べた所、無料版では対応していないようです。
表情に対応して、怒ったり、笑ったりという、設定してあるそっちへ自動的に移るのは
「3tenePRO V2」の方です。
でも、これにもまた問題が有ったのです。
「高精細フェーストラッキング(iPhoneXシリーズ、iPhone11シリーズ)」
だけみたいですね??
そして・・・
今後の対応予定
Androidによるフェーストラッキング
windowsでやってくれよ~
そもそも
「v2.0.0 2020/07/17」の更新で追加された「【PRO】iPhoneによるフェイストラッキングに自動表情変更機能を追加」がって所ですから、当面は無理なのでしょうね?
ってことで、3teneも対象から外れることになりました。
次の候補はこちら
VSeeFace
色々と試してみたら、また書きますね
あとあと、voidol2を使って、そのうち何か喋るかも知れません。
恋声と言う手もありますが、あたしはあまり声が綺麗じゃないので、変換したものだとしても地声は使いたくないですね。 |