ティアのホームページ☆ミ:ID 266:タイトル 無いデータの再生 oC
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To Close..無いデータの再生 2009年01月26日15時05分
PCで作業するとなると、データは非常に有限です。

PCのメモリが最近は4Gとか乗っているのも珍しくなくなり、サーバーなどは32Gとか乗っている物もあります。

で、Gって何の単位?

ギガですギガ 日本語で言うのであれば10億です。


でもってハードディスクはTです。

Tってばテラです。1兆です。

そんなにお金があったら、一生働かないで暮らせますよね☆


でも、これがデータとしてみられた場合、非常に少ない物です。


皆さんご存じのBlu-rayは家庭向けとしては最新技術ですが、それでも、画面解像度は1920×1080しか有りません。


ある場所で撮影した写真がね、横方向には1920個しか情報が有りませんか?

風景には数万本の木々が茂り、その葉っぱ一枚一枚までおもちゃではなく、確実に有るわけです。


そうなると、風景の全てを省略することなく画面に表示するために必要な解像度というのは、1920という約2000ではなく、それこそ、億とか兆という単位が必要なのです。

横方向に、億
縦方向にも、億

1画面分のデータはテラ(T)やペタ(P)とかいう単位ではとうてい足りず、

また、それが動画ともなると、1秒間に60コマとかいう現代の中途半端な少なさではなく、この時間軸方向にも1秒間に数千、数万のコマ数が必要になります。

現にスピードカメラという、1秒間に数千コマ撮影するカメラが存在し、それに必要性があることは明白です。

要するに、現在の人間たちが利用しているデータ形式というのは、有るべきデータを全て捨てて、捨てて、捨てきって、ほんのごく一部を保存しているに過ぎません。

以前のテレビに比べて、きれいになったハイビジョンでも、たかがしれているわけです。



じゃぁ、今後、どんどんと新しい技術が開発され進歩すれば、自然に近づけるのかというと、それも微妙です。


それに、人間的に識別できる範囲を超えます。

人間が理解できないのであれば、それはないのと同じです。


そこで、重要になってくるのが、データの再現性です。


あるデータを出力する際に、人間が知覚できないような物は全て排除して、そういうことを繰り返して現在のデジタルデータは作成されています。

じゃぁ、もしもこの失われたデータが必要になった場合はどうしたらいいでしょうか??


そこで出てくるのが、超解像度技術の応用です。


実際の算出方法は分かりませんが、これを利用することで、失われたデータを復元することができます。


一般的に使われていたのはフラクタル理論ですが、現在は何でしょうね??

ただ、ソニーの超解像度技術は、確かにすごかった。
それだけなんですけどね。
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