え〜、原発がまだまだ大変ですね?
地震に限らず、何かあったときに安全に停止するための機能って言うのがあるわけですが、
これが、ことごとく不具合を起こして、第一原発の1号機と3号機がまだまだ冷え切っていないですね。
何で、水が入らないかとか、判らない人がいると思うので、一つだけここで説明しますが・・・?
水を蒸発させてタービン(扇風機のプロペラみたいなもの)を回して、発電するわけですから、
普通にヤカンでお湯を沸かす程度の蒸気では、発電効率が悪いわけです。
水を蒸発させるとき、100度で沸騰するとか言う話がありますが、
沸点(沸騰する温度)は外気圧に依存します。
要するに、一気圧の地球表面上では100度で沸騰しますが、
気圧の高い場所では、沸点が105度とか、110度とか、上昇するわけです。
発電機では、もっと高い圧力の環境で、蒸気を発生させているのですよね
で・・・?
色々と装置が壊れたので・・・って話が出てきていますが?
これにより、循環させている冷却水を注入するだけのことが、非常に大問題になっているのです。
炉心が1000度とか2000度になっているわけです。
まぁ、正常値が何度かは判りませんが?
1000度でも蒸発しないだけの圧力で水が入っていないと・・・
要するに水圧が下がるだけで、水は蒸発してしまい、水位が下がり燃料棒が水から出てしまうのです。
なのに、やつらは蒸気を抜くとか、本来はやってはいけない作業をしている。
ま〜、何がどうなのかとか、素人としては判らないのですがね?
それでも、蒸気を抜かなければ成らないほど別の問題が上がっていたのでしょうか?
何はともあれ、炉心の温度でも蒸発しないほどの高圧で水を注入する必要があるわけですから
通常のポンプでは水を入れることが出来ないだけでなく、ポンプに逆流をして、炉心の圧力が下がり余計大問題になるわけです。
ある意味、一度全部水を抜いてしまうのも、手かもしれませんが?(素人考えです)
全部抜いてしまえば、焼け石に水を実行できるわけで・・・ある意味少なからず温度は確実に下げられるわけです。
ま〜、大量の放射能を放出しまくるとは思いますが?
爆発するよりはマシ。
メルトダウン、だけでなく、メルトスルー(初めて聞いたよね〜)って現象を起こすよりはマシなのではないかと思わなくも無いです。
今日までの情報では
メルトダウンは、以外とたいしたことのない現象だなぁと思いました。
燃料などが溶けても、まだ爆発までは対処することが出来ることがある。
でも、メルトスルーをすると、核物質が、外部に堕ちてくるらしぃ・・・orz
困りますね〜
で、本題
まぁ、火事だとか、テロだとか、そういう事もあるかもしれませんが、
日本の現実としては、緊急停止しなければならない状況というのは、
ほぼ 地震 だと思うのですよ?
そうなれば、当然電気が止まるし、強い衝撃を受けるだろうし
そういう、あれこれ?
それでも、緊急用の設備は当然壊れてはいけないわけです。
緊急設備は、常日頃から、メンテとか、補修をしていると思うのですが?
結局それらが全く無意味だったというのではないでしょうか?
まぁ2号機、4号機、5,6号機は今のところ問題がないみたいですけれど?
それが、運が良かっただけでは駄目なのですよ。
どれだけ運が悪くても、きっちり止まるまでの対処が出来るようにメンテをしていなければ行けなかったわけです。
なのに、アレやれば、こっちが壊れる、こっちを治せばあっちで問題が発生する。
爆発もするし!
メンテをしていたのはどこですか?
東電ですか? 製造会社ですか?
今後のことを考えるとね、 重要なのは、だれに責任をとらせるかではなく、どこに問題があるかですよね。
メンテの計画そのものが良くなかった、役に立たなかったって事でしょうか?
もしかしたら、基礎設計そのものが間違えていたのでしょうか?
まぁ〜、次作るときは、壊れない物を作って欲しいですね。 |