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To Close..IPv6 2011年03月29日14時49分
IPv6が迫ってきましたね〜

IIJに頼めば、もうIPv6のアドレスを固定的に割り当てて貰えるのですが、結構面倒なので今まで放置していました。


でも、あれこれと、弄っているときに、ちょっと気になったので、IIJのHPにてお試しIPv6のやり方が書いてあったので、設定してみました。


なお、これは、接続されたPPPoEのセッションの中で仮想接続するので、ルーターなどに直接設定しても、繋がりません。(たぶん)


さて、感想としては・・・

あんまり変わらない・・・

VPN設定で接続しているので、PCを起動する度に接続をしないと駄目
VPNなのですが、外界に繋がっているので、パブリック設定にしないとやばい(たぶん)

等々、面倒なことこの上ないのですが?


IIJのHPを表示すると via IPv6と表示されるので、嬉しかったりするw

このロゴね〜
http://www.iij.ad.jp/IPv6/__icsFiles/artimage/2009/04/23/c_ipv4v6/hn_ipv6.gif


でさ、fletsで接続している人は要注意なのですが、

IIJのIPv6お試し企画そのほかを含めて、これらのIPv6はグローバルなアドレスなのです。


Flets接続のユーザーがルータなどの設定を的確に行うと、vista以降等のIPv6対応PCではIPv6アドレスが自動的に割り当てられたりするのですが、

このIPアドレスはFlets内部でのローカルアドレスなのです。

なので、フレッツスクエア
http://flets-v6.jp/
へのアクセス以外では、ほぼ役に立ちません。

ちなみにフレッツネクストでNGNがどうだとか、こうだとか言っていたり、IPv6トンネリングがどうだとかって話が色々あると思うのですが、

未だ、今年いっぱいくらいはIPv4が持ちそうなので、全然気にされていないみたいですね

そもそもですね、IPv6完全移行に際して、どうやってアドレスを配布するかが、未だに決まっていないのですよね

それもそのはず、過渡期(IPv4 IPv6併用時期)の方式も一つにまとまっていないんですから!

大まかに、「ネイティブ方式」と「そのほか」に分けられます。

ネイティブ方式はグローバルIPv6アドレスをクライアントに直接設定する方式です。
IPv6での通信は、グローバルネットワークへ直接接続されます。

で、そのほか は 当然、ネイティブではないと言うことで、間に何かが入ります。

たとえば、トンネリング方式とか、IPv6はIPv4のネットワークを介して送られます。

要するに、IPv4を主体として、中継ネットワークではIPv6は隠蔽されるわけです。

どっちが楽かと言われれば、「その他」を経由し「ネイティブ」へ移行し、最終的にはIPv4が駆逐される。

これが、一番楽なのではないかと思いますが、
やはり、機器を用意する側としては、そんなまどろっこしいことをしたくないのでしょう。
すでに設備交換がすんでいる会社は、ネイティブでのIPv6をスタートするようです。


ところで、今現在のあたしは、トンネルでのIPv4を利用しているので
flets-v6.jp
へは接続が出来ません。

あ〜、正しい表現ではありませんね、
IIJからグローバルのIPv6アドレスを取得しているので、ローカルアドレスでIPv6を利用しているフレッツのネットワークにはアクセスできないのです。

VPN設定なので、切断をすれば、いつでもつなげることが出来るのですが、このような微妙な問題がIPv6以降開始時にも起きるのです。


なので、NTTはもう一段アダプタを用意するらしいです。

プロバイダから割り振られるIPv6アドレスと、NTTのフレッツネットワークで利用されるローカルIPv6アドレスかによりアクセスする先を切り替える装置を挟むらしいのです。


そうなると、今のあたしみたいに、IPv6で「繋がるところと、繋がらないところ」みたいなへんな現象は起きなくなるらしいのです。


で、それも?
結局はレンタル(もしくは買い取り)になるらしくて、それの分、利用料が上昇することになるみたいです。

やってられませんよね


そもそも、光終端装置もさ、毎月900円もとられているじゃない?

945*12=11340円/年 も払っているわけです。
でこれを数年払っているわけです。

このちっさい箱がそんな金額するのかな?

軽く調べた結果 5万円程度らしいですね
とっくにその金額は超えてますね〜、 新品に交換して欲しい感じがしますw


そういえば、NGNへの回線変更に伴う費用って知っていますか?

ここ参照
http://flets.com/misc/fletshikari/next_const_fee.html#henkou

以前ニューファミリーからハイパーに乗り換えてくれと、懇願されたので
仕方なく了解したのですが、
その結果がこれですよ、

乗り換え費用が倍です

も〜、面倒だし、金額高いし、ネクストに乗り換えるのはやめる事にしました。

IIJは運が良いことにネイティブ方式なので、フレッツのローカルIP要らないな〜とか、そんな感じです。


それにしても、固定IPのサーバーと、動的で良いクライアントPCと、どうやってIPアドレスを割り振ってくれるのかが・・・心配な感じです。


そうそう、vista 以降のnslookupでは、「権限のない解答」ってメッセージが表示されるので、これを気味悪がっている人が居ます

これ、基本的に、
「検索したドメインを管理している所からの返事ではありませんよ!」
って意味です。


正しいことが保証されていないと言う事です。


ちなみに、このメッセージを消す方法があります。


「表示されない」ではなく「権限のある解答」を取得することが可能なのです。



取り合えず、例として、www.yahoo.co.jpにしましょうか?


まず、何のとっかかりもないと、調べようがないので・・・

nslookup -type=ns yahoo.co.jp

と実行して、権限を持つネームサーバーを探します。
すると、

権限のない回答:
yahoo.co.jp nameserver = dnsg01.yahoo.co.jp
yahoo.co.jp nameserver = ns04.ops.ogk.yahoo.co.jp

ns04.ops.ogk.yahoo.co.jp internet address = 124.83.218.185
dnsg01.yahoo.co.jp internet address = 211.14.12.10

と帰ってきます。

未だ、権限がない解答ですね

で、ここで帰ってきた、ネームサーバーに対して、nslookupを実行します。

一例
nslookup www.yahoo.co.jp dnsg01.yahoo.co.jp

すると、
名前: www.yahoo.co.jp
Served by:
- gns02.net.bbt.yahoo.co.jp
202.93.64.133
gl.yahoo.co.jp
- gns02.net.djm.yahoo.co.jp
124.83.159.37
gl.yahoo.co.jp

と、権限のある解答が帰ってきます。

この時点で、まだ権限のある解答が帰ってこない場合、
これの前の
nslookup -type=ns ・・・・・
を実行したときのネームサーバーの一覧が正しくないと言うことです。

この場合、現在利用しているネームサーバーが正しくないのか、それ以外のネームサーバーが嘘の情報を送っていることになります。

正しいネームサーバーの一覧を返してくれるサーバーを探すことになりますね〜


全く、何のとっかかりもない状態で、正しい情報を取得する方法は、現状有りません。

検索するときのネームサーバーとして、ルートサーバーを指定するのは一つの方法ですが、
ルートサーバーをIPアドレスで指定できない場合、正しい情報を取得出来る可能性は非常に低くなるでしょう。

まぁ、その場合はあきらめるか、他のプロバイダのDNSサーバーを利用するしかないですね


他にも権限のある解答を取得する方法はあるかもしれませんが、あたしは知らないのでもっと簡単な方法があったら、知りたいですね〜☆ミ
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