ティアのホームページ☆ミ:ID 955:タイトル みんみん、ミシン oC
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To Close..みんみん、ミシン 2012年02月27日13時13分
ミシンが機械製品で有る事は、誰も疑う余地も無いところだと思いますが、
その、「メカ」具合は意外とバラバラです。

例えば、高度な模様の縫える刺繍ミシンは、完全にコンピュータ制御ですし?

1万円くらいで売っている殆どのミシンは、糸張りをする天びんくらいしか、機械で動作しているものはありません。


しかし、うちにあるミシンは違います。

模様はカムで書きますし、あらゆる機能が、全てたった一つのモーターの動作によって、制御されています。

恐ろしいほどのメカニカル。

で、つい先日・・・っていうか土曜日

そんなミシンを使おうとしたら、動かないのです。

そして今、あれこれと頑張り続けた結果、いまは全身が筋肉痛です。

発端は大した事ではありません。

前々から作ろうと思っていたTF101用のカバーをやっと作る事にしたのです。

材料はこちら、

あと、緑の糸

コレを、縫って、袋状にしたものです。

ほんとうは完成品の絵を上げたかったのですが、撮影に失敗していたので、気が向いたら今度上げます。

ん、まるっきり形が分からないだろうから、
イメージを作成してみました。
外側
IMG_000375.png ( 44 KB )
内側
IMG_000376.png ( 53 KB )

かばーをとじた状態で、エリスの顔がど〜んっと来る様になっています。
内側は・・・本来はエリスの絵が透けて見えるとか言う事は一切無いのですが、まぁ、どんな風に生地が使われているのか分かる様に、すかし状態で表示してみました。

ようするに、ぐるっと一周回って、エリスの太股?辺りが見えているって事ですね


えぇ、大変頑張って作りましたよ?

ミシンの修理に10時間、縫うのは1時間、見たいな??


ようするに、ミシンの修理よ!!

フルメカニカルミシンなので、使う前には油を差して、慣らしをしないといけないんですが・・・


まず、ミシンオイルが見付からない(笑

その後、油を差そうかな?って思って??
はずみ車を回そうと思ったら、全く動かないんだコレが(笑

あちこち見回して、油刺して・・・

そして、取りあえず、差した油は、回さないと廻らないし、ちょっとずつ力を入れて回してみると、一応動いた(笑

尋常では無く、フルパワー

さらに、油を差すところとか増やしたんだけど、それでもダメ、

全ての機能を一時的にオフにして、それらが動かない様な状態で、2軸(モーターと、メイン駆動部)だけで、どうなのか回して見るも全く動かず(ちょっとは動くけどね?)

あたしが、ミシン油探して駆け回っていたりとかしていたので、持ち主(母)が登場、あれこれといじり回して、少しずつ動くところが増えていく。

でも、結局、2軸のどっちが動かないのかが分からない。
モーターだったらお手上げだよね?

頑張った末、モーターの分離に成功

モーターは手で軽々と、くるくる回せる。

となると、後は、メインの軸の方(注:この次点で5時間経過)


いろんな所に油を差しつつ・・・というか、ミシン油は浸透が遅いので、556に変更

あっちこっちネジを外して、開いていくんだけど、どうも、軸の接合部がどうやっても見えない。

見た感じ、はずみ車が外れそうなんだけど、何処を回せば外れるのかが分からない。


それを、あれこれと弄りながら、激論を重ね・・・そもそもこのネジは何のためにあるの?的な部分があって、

それは実は、ボビンに下糸を巻く時に、針が動かない様にも出来る様にするための締めで
弛めれば、針は動かないって事なんだけど、どんだけ、何をどうしても、針が動く(笑

これ?完全にくっついてるよね??

って事で、さらにその周囲を探すと、また、油を差すための穴が見付かる。
556を大量に吹きかけ、様子見、その後もあれこれと調べていると、はずみ車と軸が漸く、空転する様になる。


取りあえず、外してみる。


軸受けのモーター側の方には、いくらかの糸が入り込んでいる事が分かり、コレを頑張って取ってみる。

その後、軸受けに直接556を刺して見るも、軽くなっている様で、なっていない様で??

ようするに、この硬いのを回すのになれちゃっているから、もうね? 全然分からないのよ?


取りあえず、556の浸透を待ちましょうって事で、2時間くらい放置。

いい加減、待つのも疲れたし、縫わないと部屋に布団敷けないしって事で、夕方から作業再開。

でも、まだ硬いまま、

それでも、まぁ以前よりは廻るみたいだしって事で、一本縫ってみる。

2本目も縫ってみる・・・・最中に、急にはずみ車が軽くなった様な気がする。


電動で動かしてみる。

動いた!


って感じで、ここからは、手回しでは無く、電気で縫って貰いました。


おそらく、購入してから、4,50年経っていると思われますが〜?
まだまだ、動きますね☆

所で、556は乾きやすいので、後でミシンオイルに塗り直さないとダメなんですよ

週末は、またミシンの解体ショーです☆
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