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ITとはinformation technology
偶に聞く
IoTはInternet of Things
これらは同じように扱われることも全く違う事として扱われることも有り、
でも、その根本的なものは、ITから派生したIoTであるからにして同じなのは当たり前。
で、これから書くことのITなどの技術的なあれこれではありません。
あたし達の、未来のことです。
IPv4が枯渇したにも関わらず、IPv6が本格的な普及期に乗り切れていない現在
一体どんな問題が有るというのか・・・?
実は、インターネットに繋がることには何の意味もありません。
ITは直訳すると「情報技術」
IoTは直訳すると馬鹿っぽいのでちょっと意訳「物が繋がる」
ただ、IoTにおけるつながりには広義におけるインターネットを含みます。
ITは情報が無ければ意味がありません。
たとえば、冷蔵庫をIT化すると言った場合、冷蔵庫にどんな情報を持たせるのでしょうか?
以前は一応、冷蔵庫に入れた物を登録することで、賞味期限切れを防いだりなんだりって言うこうともありましたが、IT化するには、スタンドアロンではとてもじゃないけどやっていられない。
そう、ここでIoT化が必要なのです。
既存の商品にも、インターネットに繋がることで「登録されている材料で作れるレシピが・・・・」って事もありました。
でも、それだけ。
インターネットへの接続はIT化するよりも遥かに楽です。
今で言うなら、LinuxやAndroidのOSを乗せてAtomでもARMでも何でも良いから乗せて回線が繋がればインターネットには接続出来ますから。
でも、インターネットに繋がったらどうなの?ということなんです。
そうIoTはIT化に必要な情報の提供限へ接続する方法を提供するだけです。
結局大事なのは情報を如何に処理するか、ITの方なのです。
そして、IT化に必須なことはオートメーションです。
全部が自動だからこそ、情報が必要であって、情報管理に価値が出てくる。
全部手動で登録するのであれば、IT化の意味が無いんです。
たとえば、冷蔵庫、この冷蔵庫にバーコードリーダーを何処かに用意します。
買ってきた物を冷蔵庫にしまうときに自動的にバーコードを読み取り、インターネットに接続して、それがどんな商品なのかの情報を取得し、保存する。
冷蔵庫に表示される内容情報は何の手も触れなくても最新の状態が表示され、期限が短い物から優先的に、それでいて栄養バランスが取れたレシピを自動的に提示する。
ここまでが、最低限の部分です。
では、更にIT化を進めましょう。
病院のカルテ情報やら、薬局の処方履歴などにアクセスし、単純な栄養バランスだけでなく、健康状態にあったレシピを提案出来るようにしたらどうでしょうか??
ますます冷蔵庫のIT化が嬉しくなります。
ここで、電子レンジをIoT化して冷蔵庫と連携して材料を順番にいれていくだけで料理が完成するようになったらどうでしょうか??
「何分暖める」ではなく、設定した温度になるまで加熱する。
これで冷たいままの料理もなくなります。
まぁ、ここまでやったらもう次はないのか?って事になりますが??
そういうのは考えればいくらでも見つけられますし、考えなければ見付かりません。
たとえば、IoT化した体重計も病院に行っていない期間の肉体状況の変化情報を取得する手段として優れています。
便器に臭いの判別機械を設置し、糞尿の状態がどうかを調べることも出来ます。
家中に人感センサーの類を設置することで、その人が健康か、不健康か、とか生きているかどうかも判別することも可能かも知れません。
今までは、外からデータを持ってきましたが、逆に外へ発信することで、孤独死も防げるかも知れません。
ITにおいて重要なのは、如何にして多くの情報を取得し、それを処理して、必要な結果をもたらすかです。まぁ、それがIoTの役割なんですが・・?
IoT化することで、人が介在せずに物同士で情報の共有・伝達を行いITで処理するための情報をもたらす。
IoTが出てからIT化が終わって、その次に進んだと思っている人も居るでしょうが、大きな間違いです。
IoTはIT化の最初の一歩目なのです。
そして、多分殆どの人は気がついていないでしょうが・・・・
ディープラーニングとか、人工知能とか言われている機能は、IT化の二歩目なのです。
常に最新の情報を取得し、その情報から意味のある結果を導き出すには、情報が多すぎるのです。
また、機種間、メーカー間によるITの分断を防ぐのにも重要です。
今後、データがXMLやJsonで提供され続けることになれば、そのデータがどういった情報で、どういった単位で記録されているかを自動判別して、取得/処理する必要が出てきます。
あらゆるデータを自動的に処理するには、AI以外不可能なのです。
IoTで情報を収集し、AIで情報を処理する。
さぁ、次は何でしょうか?
出来た情報は提供しなければなりません。
ユーザーインターフェース UI ロボット等の物理的な対人インターフェース
そう言った物の整備です。
もちろん、冷蔵庫の表面が全て液晶モニターになっても良いかもしれませんが・・・・
そうすると冷蔵庫の傍にいないと見えませんよね?
宇宙を旅する映画のように、センター的なAIとそれと対話するための機能、家中に音声の入出力装置や、場合によってはホログラムの投影などをした方が良いのかもしれません。
コレでやっと未来映画に出てくるようなITが進んだ家が完成するわけです。
さて4つめ
ここからは完全に未来のお話です。
ここまでの話は、誰かがお金を掛ければ今すぐにでもそれっぽい物が出来ます。
でも、この先は今の技術では不可能です。
ITは新鮮な情報が不可欠です。
ようするに、常に更新をし続けなければなりません。
MSの人達が日夜頑張って新しいWindowsのバージョンを提供するとか、そういう事ではありません。
AIの自立進化が必要です。
そして、ITに置ける最終形態は、人類の単純労働からの開放です。
そこまで徹底的に進化したAIならば人が適当に出した命令で、10全を理解し、あらゆる装置を運用し成果をもたらすでしょう。
となれば、後は、人でなければ出来ないことだけを人類は行えば良いのです。
たとえば
Folding@Homeとかご存じでしょうか?
ゲノム解析か何かを世界中のPCを接続することで分散処理しているのです。
これは、仮想通貨のマイニングに似ています。
一般の人は、そう言った世界中で必要な計算処理、その処理能力を提供することや、何処の誰が発注したか分からない物を自宅のオートメーションに任せて作成し、次の工場(誰かの家庭)に発送など製造の下請けを自動的に行ってお金を得て日々生活するようになるでしょう。
仕事をするのもコンピュータ、仕事をさせるのもコンピュータ、
それが良いのかどうかは判らないけれど
完全なるIT化というのは、そう言う世界だと思います。
インターネットは世界中が繋がっているようで、全然繋がっていない、
IoT化というのは、全ての物と物が繋がると言うこと、それをAIが完全に自動化し、人間が働かなくなる世界、真のIT化が人類にもたらすのは
繁栄か?、衰退か??
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