ここで言うゲームというのは、コンピュータ等を介して遊ぶものを指します。
試合のことをゲームと呼ぶような競技のことではありません。
ゲームには色々な種類がありますが、それでも、基本的には
操作して遊ぶ物が多いと思います。
体感型ゲームという物もあるけれど、ここで言う体感とは、それっぽい動作でしかなく、
「実動作」ではありません。
Wiiが流行ったときに、コントローラーをしっかりとフルスイングするゴルフプレイヤーと、手首だけでプレイするとその結果に大した違いはありませんでした。
それに引き換え今後出てくるであろうVRやARのゲームはどうでしょうか?
VRはほぼ完全にゲーム内での動作な為、操作しているだけと言えなくもありませんが・・・
ARは全く違います。
何のことかって?
それは当然SAO劇場版の事です。(
公式サイトはこちら)
さて、では問いましょう。
何が違うのでしょうか?
今現在在るコンシューマなどのも含めてゲームというのは、ゲーム機の中で計算上作成された仮想領域の中でプレイヤーの分身たるキャラクターを動かして遊びます。
多少体感係の操作があっても、それは大きな違いではありません。
しかし、ARは全く違います。
現実の空間に映像を重ねる等の方法で、現実を拡張することで現実の世界の体感を変えるものです。
カーソルやポインタでクリックすれば、移動出来るとか、物が拾えるとか言うゲームと違って、
地面に落ちたARの仮想オブジェクトは、実際にそこまで移動して手で拾わなければ手に入れることが出来ないでしょう。
ゲームにもよりますが、敵を倒した時にアイテムが実ドロップし、自分で拾わなければいけないタイプの物は、ARでは非常にやりにくいでしょう。
僅かな段差のせいで手がコインのあるところまで下げられない。
壁の向こうまで転がって行ってしまった、等の不測の事態がいくらでも起きるでしょう。
もちろんARとしての仕組みが秀逸で、地形の正確なとレースが出来ていればそれらは防げるかも知れませんが、透明なオブジェクト(ガラス窓等)を、その向こうに行けると判断されてしまったら、隣の家に上がり込んで、アイテムを広う必要があるかもしれません。
また、現在のリアル地形と、ゲーム上の目的地というものが物理的に到達出来ない場所になってしまったらどうなるのでしょうか?
クエスト的な物も、現在の地形を考慮して作らなければいけませんし、地域ごとに違ったクエストが必要になります。
とうぜん、そこまで物理的な移動を伴わないとクリアすることが出来なくなります。
たとえば、駅を冒険者ギルド的な物として、駅から、色々な地点へと行くようなクエストを作るようにしないと、根本的に誰もクエストを受けに来ないとか、そういったことになるかと思います。
まぁ、ポケモンGOも同じ様な物ですけどね。
また、戦闘などについても同様です。
プレイヤーが実際に行える動作以上の戦闘行動を起こすことが出来ません。
また、仮想武器を振り回すにしても、それを盾で防ぐ、剣同士でつばぜり合いをするという事も不可能になります。
実際に同じ長さの同じような重量の物を振り回さなければ、戦闘行為など行えるはずがありません。
結果的に、剣道の有段者、クレー射撃の選手などリアルに技能を持っている人以外は、まったく戦闘に成らないと言うことに成ります。
オーディナルスケールで、直葉がかなり良い感じに放置されているのも、直葉がARでの勝負にそう簡単に負けるはずがないからです。
脳神経の反射能力だけ鍛えれば、誰でも、どんなゲームでもプレイ出来るようになるコレまでのゲームと、リアルな肉体をきっちり鍛え上げないとまともな戦闘が出来ないARのゲームでは全く違うのが分かったかと思います。
一体どうしたらいいのでしょうか??
また、いざ戦闘を始めた人達は、大きく動き回り、周りにいい迷惑です。
まぁ、まだ発送通知が来ただけなので、劇場にも行っていないあたしはオーディナルスケールを見てはいないので、その辺りは見てのお楽しみではありますけれど、
ARでの戦闘行為なんてばかばかしいにも程が有ると思うのです。
そして、なによりも!!
ALOのプレイヤーキャラクターであるリーファはALOやその周辺の話にしか出てこないのがあたしとしては、とても不満です。
SAOサバイバー達は、SAOのキャラクターがリアル姿を反映している関係上、シリカもリズベットも、アスナもキリトも、みんなリアルとキャラクターが同じ姿です。
しかし、ALOから始めた直葉だけはリーファと姿が全く違います。
これは現在スマホ等で運営されているゲームにしても同じです。
ルグルー回廊からSAOを見始めたあたしとしては、誰よりもリーファが好きなんです。
まぁ、最初から見ていたらアスナの方を好きになったかも知れませんが、その頃のアスナはキリトとは一緒に居ませんでしたから。
それに、世界感も余り理解していなかったため、リーファが直葉だと言われても、あまり一致しないのです。
あくまでお気に入りのキャラはリーファな訳で、直葉ではないのです。
ホント、残念でなりません。