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タブレットにも、スマホにも、PCにもどんな物にも入門機と呼ばれるランクがあります。
使い方も判っていない初心者に、高性能な物は人用ありませんし、
取り扱いになれていない頃に、壊してしまうことも有るかもしれません。
慣れてくる、何をするか明確になってくる、そんな頃合いまでは入門機と呼ばれる物や、安いもの、中古の物を使うと言うのは一つの手ではあります。
そんな中、Android機における入門機というのはどう言うものでしょうか??
ここで重要なのは、OSのバージョンがちょいちょい上がっているAndroidって言う所です。
装置的なスペックも、OSのバージョンアップや、新しいUSB等の規格が新しくなったりして、それはも〜、チョイチョイ変わっています。
そう、そんな中での入門機です。
今となっては結構昔から有るPCは、その最低限の性能の著しい引き上げにより、高性能PCと余り差が無い状態になっています。
大量のデータを処理すると言うことでも無い限り、安いのも高いのもそれほどの差は無く、それでいて、安いのは安く、高いの物はとても高くと、棲み分けが出来ています。
しかし、タブレットやスマホはそうは行きません。
まだ装置自体のスペックが日々上がり続け、それに合わせてOSがどんどんリッチに、高機能になって言っています。
ちょっと前の機種で、当時のOSでそのまま使っている分には、それほど問題なく動いてたとしても、何気なくバージョンアップするととてつもなく重くなったりするのです。
そして、Android系OSにおいても、最も顕著に差が出るのがメモリです。
メモリはまだ高価なパーツで、それをハイエンド機と同等に入れると、これだけでやすい装置を作れなくなってしまいますが・・・・
最近の入門機に積まれている2Gという容量は・・・たしかに一昔前ならハイエンド機種に乗っている量でしたが?
最近はOSの肥大化や常駐アプリの増加(これは主にメーカーが悪い)等によって、とても圧迫されてきており何もしていなくても1G以上メモリを消費し、アプリで使用できるメモリが数百Mしか無いことも当たり前になっています。
確かに、1つのアプリで数百Mものメモリを消費するのは、よろしくないのですが?
おそらく誰もが、一つや二つのゲームをインストールすることになるでしょう。
どういったゲームかは別にしてもね?
そうすると大概のゲームはメモリの使用量が500M程度なのです。
もちろん、常にそれだけの量を使用しているわけではありませんが、Line等が着信する度にメモリが足りなくなって強制終了することもあります。
TwitterやLineやら、まぁ他の何かでもいいのですが?
Android系OSは他のアプリを半起動状態で、切り替えながら使うことがある意味前提になっています。
ゲームのSSを上げるにしても、アプリを切り替えて、戻って来たらゲームが強制終了していたことも1度や2度ではありません。
こうなってくると重要なのは、あれもこれもと言う細かい機能がついてたり、多数のアプリがプリインストールされていることではなくなってきます。
常時1G以上のメモリが使える状態にあることが最重要になってきます。
最近のミドルハイや、ハイエンドのローは3G以上メモリが載っていますし、ハイエンドモデルでは4G以上載っているのが当たり前になってきています。
このメモリは高価な物なので、バリュー帯や入門機に乗せるのが大変なのは判るのですが、ユーザーの操作感に著しい影響を与えるため、2Gの機種は全くお勧めできません。
もちろん、メーカー製アプリが全く入っていないのであれば2Gでも問題ないのですが、大概アンインストールできないだけでなく、アプリを無効化して立ち上がらないようにすることも出来ないのです。
そうすると、すぐに使わなくなるような入門専用のガイドアプリがメモリを消費し続けていたりするのです。
そういうのに限って、消費メモリが100M以上だったりして迷惑この上ないのです。
もちろん、価格がとても安く、さっさと買い換えてしまえば良いというのであれば、それでもいいのですが、大概はそういう風にはなっていないのです。
数万の金額の端末を数ヶ月で5,6万のより高価な機種に乗り換えること何て出来るわけが無い。
出来るのであれば、初めから数万の装置なんか買わないのです。
こうして、結果的には、入門機は作るだけつくって売れないで・・・ハイエンドの高価なモデルだけになってしまったりするのです。
では、どうやって入門機から〜ハイエンドまでのラインアップを用意して、それぞれが、それぞれにあった顧客が買うことが出来る様になるかと言うと
まず、入門用の機能、全員が使わなそうな機能は、完全に止められるようにする。
これにより、メモリの無駄遣いがなくなり、2Gの端末でも問題なく使えるようになります。
メーカーオリジナルの仕様を入れない。
「メーカー専用の機能」ではなく、「メーカーオリジナルの仕様」があると、OSのバージョンアップが出来なくなったり、検証に時間が掛かり、結果的に費用対効果が悪くなります。
OSが頻繁にアップデートしているのは、機能追加と言うだけで無く、不具合の修正もあるのです。
この不具合修正が行われないせいで、使えなくなってしまう機種がたくさん有るのです。
これも、販売と開発の無駄になります。
そして、最後に・・・
これは、若干の誤差はあるのですが、
クロックが2G以下の端末は、処理速度において軽視できない遅延が発生することがあります。
これは単純にクロックだけの問題ではありません。
メモリの量も影響します。
最近のアプリケーション開発における言語は、メモリの確保や解放が、仮想化されています。
実際には、メモリを解放していても、実メモリ空間では開放されていなかったりします。
これは、確保と開放を繰り返すことで、メモリのフラグメンテーションが発生し、連続メモリ空間が確保できなくなることになるからです。
そして、OSは要求があった容量を確保するために、データの大移動を行うのです。
この間、アプリケーションは完全に固まります。
もちろん、メモリが大量にあれば、そんなことをしなくても、ユーザーがちょっと手を離しているスキに、チョイチョイ整理を繰り返して、大きく確保できる余地を作っておくのですが、メモリが1Gや2Gしか無く、常駐アプリが大量にあったりすると、少ない余地の中で、メモリの確保と開放、そして、整理を繰り返し続けることで、アプリの反応は著しく悪くなります。
その協会が2Gメモリであり、動作周波数が2Gになるのです。
1.5G程度の速度しかないと、端末はにはアプリのメイン処理に手間取り、空き時間を利用したメモリの整理が殆ど出来なくなってしまいます。
メインメモリが3G載っていれば、結果的にそんなに大量のメモリを消費できるアプリがないために、処理速度が多少足りなくても問題は発生しません。
また、クロックが2G以上有れば、アプリの空き時間もそれなりにあるので、解放されたメモリと、使用中のメモリの位置を移動して、整理をする余地があり、急にアプリが止まったりしなくなるのです。
殆どの販売店の人は、入門機でも問題なく動作することを主張するのですが?
ちょっと縦に長いwebページを見るだけで、それだけで一気に重くなります。
具体的に言うと、なろうですがw
あのテキストベースで、ちょこっと広告が載っているだけのあのWebページでそれだけ重くなるのです。
HTML5等で、派手にページが作られて居る所が、重くなるのは仕方が無いと思うかも知れませんが、ちょっとテキスト文章を読むだけで遅い、
ちょっと動画を見るだけで遅い
本来なら、CPUに動画再生支援機能があるので、問題なく見られるはずの物が、カクカクする。
この辺りは、メーカーの罪ですよね
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