Windows7やWindows8を使っているPCにはWindows10へのアップグレードのお誘いが頻繁に表示されるだけで無く、
最近に至っては強制的にアップグレードされるようになりました。
そのアップグレードのご案内には、
「このPCはWindows10に対応しています。」
と堂々と描かれてはいるのですが、実際には対応していないPCにも表示される問題が有ります。
MS的にはアップグレードに対応していないPCやらハードウェアの情報をある程度収集して、それに該当するか、該当する物が付いていないかを調べているのです。
なので、世界中のWindows7以降のPCが実際に対応しているかどうかを検査しているわけでは無いのです。
特に、日本のメーカー製のPCは付属ソフトが余りにも多くて大変です。
仮にハードウェア自体が対応していたとしても、プリインストールされているソフトウェア全てがWIndows10に対応しているわけではありません。
それは、「ライセンス」の問題だけではありません。
とっくに開発が終了され、後継のソフトが出ていない、もしくはソフトウェアベンダーとの交渉で無償化できなかったなどで、更新が出来ない場合、
その機能を捨てる必要があります。
TVチューナー内蔵なのにテレビが見られなくなるなどの深刻な物もあります。
したがって、殆どの旧型PCはソフトウェアの更新が出来ない事で、Windows10のサポート対象外になるのです。
家にあるTX/66Lもそちらに該当するものです。
というか、通常のドライバのアップグレードすら完全に放置されています。
intelがドライバの不具合で有る事を認め、修正された物が出ているのにも拘わらず、東芝がそれを配信しなかったばかりに、ベンダー製品のPCは、ベンダーから提供されたドライバ以外インストール出来ないというIntelドライバの面倒くさい仕様にだめ、
本来なら問題なく動くようなるはずの所が、未だ正常に動作しない
東芝は、intel側の不具合だから知らないというスタンスを崩す事なく、結局は完全にサポート対象外になってしまったのです。
これはWindows10だけの問題では無いのです。
そんなわけで、このPCはそれぞれのハードウェアはおそらく問題なく対応していると思われるのですが、内蔵のソフトウェアの問題によりWindows10にしても正常に動作しないのです。
だからまぁ、Windows10へのアップグレード通知が出ても困るだけなのです。
しかもそれが、先日5/12以降のアップデートによりアップグレードが強制に変更されました。
これまでは、更新をキャンセルという選択肢もあったのですが、通常の方法ではキャンセルが出来なくなった為、このままではいくつかの機能が動作しなくなってしまいます。
そこで、本日ご紹介するのはこちら(笑
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20160523_758599.html
表面的には見えなくなってしまったキャンセルする為の機能を外部ツールとして公開されたのです。
良くは分からないのですが、読んだ感じでは、MSの公式ツールのようです。
これを使って、無期限延期にすれば、Windows10にアップグレードされる問題は解消するらしいです。
非対応の方、したくない方、
一見の価値はありますよ?