朝起きてPSOでもしようと思ったら、いつもより音が多い。
大きいのではなく多い。
なんだろうと思って調べてみると、NASが起動していました。
NASは自動起動して、PCのバックアップが完了した頃に終了するようになっている。
バックアップ専用で、稼働時間を短くするために一日の殆どの時間はスリープ状態になっている。
それが、丸一日動いていたみたい。
正確には・・・先週のバックアップは問題なく終わっていて、今週のバックアップは全て失敗していた。
たぶん、今週のバックアップを開始する木曜日に起動に失敗して、
そのままフリーズしていた感じかな??
バックアップに失敗していたと言うことは、ファイル共有も出来ていなかったと言うことだと思うんだよね。
とりあえず、再起動するために、後ろのスイッチで電源のOFFを試みたんだけど無反応。
仕方ないので、ACアダプタを抜いてから刺してみた。
一応起動した。
でも、ネットワークの一覧には出てこない。
Webの設定画面も開けない。
BUFFALO NAS Navigator2を使ってみると、問題なく見付かる。
とりあえず、共有フォルダを開いてみると、問題なく見られる。
でも、結局Webの設定画面は開かない。
それ以外にも色々と弄ってみたけど、EMモードにはなっていなかった。
まぁ、EMモードの時は共有フォルダも開けないしね〜
って事で、Webサーバーとか、WSDの機能とか、その辺りが死んでいるっぽい。
これらの設定は、Web設定画面が開かないと操作できないので、将来的には詰みになります。
とりあえず、お急ぎ便でamazonに発注。
今使っているのはLS210Dというシリーズ。
今のアマゾンで扱っているモデルもLS210Dというシリーズで、一応更新はされて居るっぽいんだけど型番も筐体も一切変わらないもの。
注意して確認して貰いたいのですが?
あたしが買ったのは2014年と2016年なんですよね?
そして、壊れたのは2016年に買った分(笑
あたしがアマゾンで見つけたのは2018年頃に新規追加されたモデル。
まぁ、どっちが先に壊れたのかなんて些細な違いしか無いのですよ。
結局はそれくらい古い頃からマイナーチェンジしかしていないモデルを今から買って今後の5,6年を使う気にはなれない訳ですよ。
なので、もっと細かく調べてみると、
amazonにはLS510Dのシリーズがある。
金額的には2割ほど高い。
でもこっちはデュアルコアらしい、
というか、もうSOCでもシングルコアはそう多くはない。
廉価なSOCはシングルコアもあるけれど、NASで高機能を謳うようなモデルに使えるレベルだと、
もう、シングルコアは存在しない。
簡単な話、クロックを上げるよりもコアを増やした方が簡単に早くなるし、製造コストも安い。
まぁ、あくまでマルチコア対応のファームウェアがあればだけどね?
でも、法人向けNASを以前から売っていたBuffaloであれば当然持っている。
機能を適当に削って個人向けに調整すれば、直ぐに出来上がる。
シングルコアの高性能モデルを買うくらいなら、マルチコアの高性能モデルの方が断然良い訳よ?
ってことで、人柱完了(笑
所で・・・DiskStationの方も容量が怪しくなってきたわ?
容量が満タンな程恐ろしいことは無いのだけれど?新しいのを買ってバックアップも用意したいところ。
今回は、バックアップのドライブヤバくなっているんだけど、でも元があってバックアップがある訳だから、一応二重。
でも、SynologyのDiskStationの方はまだ単独でSHR1
オリジナル拡張したRAID5相当ね
これ、装置が飛んだら一巻の終わり。
そして、HDD 移行とSynologyが定義している、物理ドライブの移植による移行は、同シリーズの新型モデルしか対応していない。
具体的に言うとDS420以降
それ以外の場合は、HDDを引っこ抜いた瞬間にそのHDDが無効化されて、元に戻してもパリティからの回復をされてしまう。
旧型モデルの融通の利かなさが怖いわ。
って事で、新しいのは420+あたりを買おうと思っている。
+モデルを選ぶのは、値段が大して変わらないから。
リアルタイムミラーに対応しているから。
これはSnapshot Replicationの事では無いです。
まぁ、これも十分劣リアルタイムミラーと言えなくは無いですが??
Synology High Availabilityの事です。
これはDiskStation同士を直結し、自動で同期し、壊れたら自動的に切り替わるタイプの動作をします。
まぁ、クラスタと言って判ってくれればそれが一番良いのですが?
2台で1台分なのです。装置まるごとが完全にミラー化されているのですよ。
でもまぁ、ミラーはバックアップとは言えないのです。
もし、データを壊してしまった場合、壊れたデータを同期してしまうから。
間違って消したのも、自動的に消えてしまうから。
ミラーとバックアップは別!
なので、冗長性というのは
即時的な冗長性
履歴的な冗長性
この2種類が必要なのですよ。
これについて、こういう人が居ます。
NASの履歴機能を使えば良いじゃなイカ
まぁ、それもあるのですが、これは融通が利かないのですよ。
履歴を取るタイミングが分かっていない。
例えばデータベースのファイルとか、
ちょっとアクセスする毎にアクセスログが出来る。これを毎回履歴を取ってくれる。
書き換えれば、それ毎に履歴を取ってくれる。
1週間で、履歴があふれかえり、NASは動かなくなったのですよ。
1回毎の変更が軽微だから、履歴の容量が溢れた訳じゃないのですよ、
履歴の量が多くなりすぎて処理が追いつかなくなって、システムがフリーズしたのですよ。
これは、履歴の回数を制限すれば、動く様にはなりますが、1件データを追加しただけで、数十回更新されるデータベースのファイルに対しては有効では無い。
1日1回とか、1時間に1回とか、そう言うペースじゃ無いと困る訳。
そのてん色々なペースの設定が出来るDiskStationのSnapshot Replicationはなかなか良い感じだったわ?
DSMでのSnapshot Replicationの設定画面ですわ
この設定の意味が分かるかしら?
履歴を最低限幾つか残してくれるという設定。
1時間の履歴が12個 まぁ、半日分よね?
デイリーの履歴が3個
アワリー(1時間)の分を除いてって事なので、昨日、一昨日、一昨昨日の履歴が、最低1つは残るの。
そして、ウィークリーが1、先週の履歴が最低でも一つ残っている。
マンスリーやイヤリー(イヤーリーのほうが良くない?)も設定すれば残る。
会社での設定はイヤーリーを2つ去年、一昨年の分が最低一つはある。
マンスリーを5だったかな? 今年の分も先月以前のが過去5ヶ月分ある。
ウィークリーは2つ 今月のも、先週、先々週のが残っている。
デイリーは5つ、勤務日の分は全て残っている。
アワリーは覚えてないけど、それなりに取っている。
その結果、重要なファイルを間違えて更新してしまっていたのが3日前、
そのスナップショットを使って、最新のデータの一部に復旧を掛けて、データを復元したのです。
過去二年分が必要かどうかは分からない。
でも、有って損をするものでも無い。
こう言う履歴は大事だと思うの。
ドライブに余裕が有るのであれば、数十年取っておきたいと思わなくも無い。
歳を取ったら、黒歴史探索の旅に出るのも良いわね。
ホントはね、クラウドのストレージにこういったことを期待していたの。
そして、死んで、遺産として引き継ぐ人も居なく、契約が解除される頃になったら、そのデータ(情報)は、万有資産として重要で貴重な情報を保持されていくような?
まぁ、クラウドに専用のAIか何かが居て自動的に処理して、情報が蓄積され続けるみたいなのが良いわね。
パーソナル度合いとか機密度合いとかそう言うのを考慮して、必要な情報を必要な人に、
有料で販売していくような?
もし、そんな物が、今からでも作られれば、数百年後とかには忘れ去られていたような情報が急に必要になるかも知れない。
Voyagerが戻って来た時みたいな(笑
(スター・トレック)
この話しでは、技師が、これは昔の信号に似てますね〜とか言って、解読して、時間内に解読が完了したから、なんとかなったのであって、間に合わなかったら捕まったり、攻撃されたりしてたかも知れないのよね。
何はともあれ、情報は蓄積が大事。
残っているから、知っている人が居たり、調べることが出来るのであって、残ってなければ、何も出来ないのですよ。