Skypeが8系統にバージョンアップしてしばらく経ちました。
偶に8にバージョンアップして、動作を確認することもありますが、
満足の出来る状態になく7系統に戻します。
あたしが現在使用しているのは
7.41.0.101
です。
旧版としてダウンロード出来る物の最新版(当時)です。
Skypeはこの頃にはVer.8へ移ることが確定していたのか、よく見掛ける「Skypeのバージョンアップを止める」に表示される、最新バージョンを確認するかどうかの設定がなくなっています。
保存場所にその値を直接書き込む事で防ぐことも可能かも知れませんが、どうやるかは判りません。
なので、実力行使で行います。
方法1.ダウンロード元にアクセスできないようにする。
当たり前ですが、インターネット上のアドレスに接続してダウンロードしてきます。
そこをセキュリティソフトなどにブロックするように設定することで、ダウンロード出来なくなるので、当然アップデートの通知は出なくなります。
ただ、どこからダウンロードするのかを知っていなければならいです。
あたしは知りません。
なので、試しては居ません。
その結果どういった動作になるかは判りません。
動作の保証はしません。
方法2.ダウンロード出来なくする。
こちらが新たに開発した方法です。
Windows7以降(正しくはそれ以前から)のPCはアカウントに管理者権限が割り当てられていても、常にAdministratorsの権限が割り当てられているわけではありません。
当然ながらAdministratorではありませんのでビルトインIDの権限とも違います。
その微妙な隙を突きます。
Skypeをダウンロード出来なくする方法
Skypeの7.41.0.101はTempディレクトリにSkypeの最新版をダウンロードします。
あたしのPCはCドライブがSSDなので、他のドライブに飛ばしている関係でYドライブになっています。
Y:\Temp
ですね。
Tempディレクトリが何処にあるか、どうやって設定するかって事については、ググってください。
でも、一応画面だけは貼り付けておきますね
ここにある
SkypeSetup.exe
がインストーラです。
これがここにある限りバージョンアップの通知が止まりません。
そしてこれを消しても、しばらくするとまたダウンロードされてきて
またバージョンアップ通知が表示されるようになります。
そこで逆転の発想。
ファイルが書き込めなければ良いんじゃない??
まぁ、たしかにそうなのですが、Tempディレクトリを書込禁止にすると、一時ファイルを利用するあらゆるプログラムに大迷惑が掛かります。
そこで、もう一つの発想の転換を行います。
ネット経由というのは、何が正しくて、何が正しくないのかがとても判りにくい。
なので、ダウンロードしたファイルは正しいかを必ずチェックします。
ようするに、
正しくなければ良いのです。
このSkypeSetup.exeを何らかの方法で正しくないファイルに変えることはとても簡単です。
メモ帳で開いて、上書き保存するだけでもファイルは壊れます。
しかし、ファイルが正しくなければ、再ダウンロードを行おうとします。
そして、再ダウンロードされるとまた正しいファイルに戻ってしまうので、バージョンアップ通知が表示されてしまいます。
でも先ほど「Tempディレクトリを書込禁止にすると・・・・」と書きましたが?
ファイルがあるならば問題ありません。
SkypeSetup.exe自体を書込禁止にすればいいのです。
そうすれば、他のアプリに迷惑掛けることなくSkypeのバージョンアップ通知を出させないように出来るのです。
手順
1.まず、Skypeを終了させます。
Skypeが起動していると、またダウンロードしてきてしまうので一時的に止めます。
2.ファイルの改竄
上記の通りTempディレクトリにあるSkypeSetup.exeの中身を書き換えます。
3.ファイルの所有者をAdministratorに変更する。
Administratorsではありません。
一度適応を押しておきます。
注意:セキュリティ設定の詳細設定が出来ないとこれの設定は不可能なので、Homeでは出来ないかもしれません。
4.継承を無効化する
大抵はTempディレクトリのセキュリティを継承していますので、これを削除します。
5.継承していないアクセス権限の削除
普通はありませんが?あると邪魔になるので消します。
6.適応を押します。
適応を押すと、あらゆる権限がなくなっているので、これ以降はキャンセルを押してウインドウを閉じます。
7.Skypeを起動します。
以上で、SkypeSetup.exeに対するアクセス権限がなくなり、通常アプリであるSkypeからはこのファイルを書き換える手段がなくなり、バージョンアップが出来なくなります。
稀に、ファイルへのアクセス権がなくなれば、改竄しなくても良いのではないかという人が居ますが、Skypeがファイルのチェックをしているのはダウンロード完了して直ぐです。
なので、バージョンアップ通知の際にはファイルの確認をしていないので、表示されてしまうのです。
そして、バージョンアップ時はUACが表示されて権限が上昇するので、アクセス権が付与されバージョンアップが出来てしまうのです。
Homeの人にはほんと申し訳ないんですが手持ちの環境にHomeがないので判りません。