色々とあったけど、回線の開通から１，２時間後にはIPv6が開通していたようです。

BBIXが提供しているIPv6 IPoE + IPv4(IPv4 Over IPv6)のサービスですが？

日本におけるPPPoEの問題点である、パケット毎認証の高負荷によるIPv4網の速度低下を回避するには、もうPPPoEを辞めるしかないわけです。

その答えがIPoEなのかは判りませんが？
これにより、PPPoEの認証サーバーの高負荷の影響を受けないで、高速通信が可能になります。

ですから、正しく言うと

IPoEとPPPoEの問題はIPv6とIPv4の問題ではありません。
（IPoEはIPv6でしか使えないみたいですが、そう言う意味合いでは無いと言うことです。）

何故かというと、IIJmioのSFを引いていたときは、回線速度が遅いと思われる現象は何一つ無かったからです。

引っ越すにあたりSoftBank光に変えた途端、遅い認証サーバーの洗礼を受けましたが？
具体的に言うと、PSO2が・・ボス戦が数分遅れでプレイしていました。

まぁ、何にせよ、PPPoEからの脱却を図る日本のインターネットはIPoEに向かっているわけです。


IPoEの利点はPPPoEの認証サーバーを経由しないで、最短ルートでの通信が可能になることです。

PPPoEの場合は、

自宅のルーターからNGNを経由してPPPoEの認証サーバーへ到達します。
この認証情報によりそこからさらに各プロバイダへ転送され、各プロバイダの出口から、通信先であるサーバーへデータを送り、データが逆順に廻って自分の所へ戻ってくるわけです。

IPoEの場合、何処かにあるIXなどで、行き先が判れば・・・そこで直ぐ折り返して、接続先へ直接向かうことになります。
PPPoEサーバーを経由しないというのは、そういう事になります。

まぁ、あたしも詳しくは判らないのですが、通信がプロバイダを経由しなくなると言うことです。


さて、IPoEの利点はそんな所ですが、

では、IPv6の時代とはなんでしょうか？

IPv6が出来たのは結構昔ですが、IPv4のアドレスが枯渇した（各国で未だ配布されていないのとか、予備とかもあるので、完全になくなったわけではない。）のが原因で、IPv4よりも桁数が多いアドレスになります。

携帯電話の電話番号が１０桁から１１桁になったのと同じ用な物です。

ただ、影響が世界的になるので、移行がスムーズとは言いがたい状況になっているのです。


ですから、どちらかというと詳しい方であるあたしの様なのが積極的にIPv6を活用して、卵か鶏かの論争をすすめなければなりません。

世界中にあるサーバーのまだ一部しかIPv6には対応していません。

IPv6に対応していないサーバーは当然IPv4でしか接続できません。


IPv4とIPv6は桁数が違うだけではありますが、形状が全く異なるため互換が全くありません。

世界中にあるサーバーと利用するユーザーが一体となってIPv4からIPv6へ移行しなければ、目的のサーバーと通信できなくなってしまうわけです。


現在はIPv4とIPv6が併用されている移行期間な訳ですが、

接続される側のサーバも、接続する側のクライアントもどちらもがIPv6とIPv4に対応していないといけないというわけです。

ですから、デュアルスタックで、IPv4とIPv6の両方を直接接続できるステートレスを提供しているBBIXはIPv6黎明期の選択としてはとても良いのです。

因みに、ステートフルで提供している所もあります。
自宅でIPv4の鯖を公開するとか無いのであれば、ステートフルであるトランジックス(transix)でも構わないのですが、
プロバイダがNATを実行して、一つのIPv4を複数の家庭で共有しているので、IPv4の自由度はかなり低いです。

何はともあれ、IPv6をメインで使い、IPv4をサブにするBBIXのサービスはお勧めな訳です。

因みにBBIXはソフトバンク系列なので、SoftBank光くらいでしか使えないのが問題ですが？

他のプロバイダでもV6プラスのサービスがステートレスで提供されているプロバイダもあるので、そこらは使えます。



でもまぁ、現状としてはBBIXの「IPV6(IPoE)+IPV4高速ハイブリッド・サービス」がお勧めです。

そのためには「光BBユニット」のレンタルが必須なので、ご注意ください。
光BBユニットがIPoEとIPv4のカプセル化（IPv4 Over IPv6）を実行しています。

結果的には、多少割高と言うことに成りますね〜


詳しく？はこちらを参照

https://internet-manual.net/ipv6-over-ipv4/