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除湿 |
2019年08月23日21時45分 |
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長々と暑い日が続いていましたが、今日はなんかちょっと微妙。
未明?に大雨が三度降り、余りのうるささに3回起こされたわけですが??
お昼の帰宅時は晴れて暑かった物の、会社に行くときは、既に雨が大降りになっていて
その後しばらく雨が降り続きました。
会社から帰るときは、全然熱くない。
あれ?
台風の日でも以外と暑かったのに??
とか思いながら家に帰ったわけです。
ところで、部屋の除湿って、どうしていますか?
そもそも、部屋の湿度が上がる原因は
・人が居るから
・外の湿った空気が入ってくるから
等が当てはまるわけです。
日本の太平洋側は湿気ているので、致し方ありません。
そこで登場するのが、除湿機
除湿機は、エアコンなどとは違い、除湿専用の機械です。
とくにお勧めなのが、コンプレッサータイプ
エアコンでも除湿が出来るじゃ無いかという人が居ますが・・・
エアコンにおける除湿というのは、エアコンにて部屋の空気の温度を下げる過程で発生する副次的な効果なのです。
湿度とは、空気中にある水分の量です。
しかし、「湿度」は「温度」によって飽和水蒸気量が変わる等のことがあり、実際に空気中に存在する水分量と、湿度は、直接的には関係がありません。
暖かいところに、冷えたものがあると、空気中の水分が結露するという現象をだれもが体験したことが有ると思いますが、
温度が下がると、「飽和水蒸気量」が減少するため、湿度が上昇します。
エアコンの熱交換器は、金属で出来ているため、その影響をもろに受けるため、部屋の温度を下げるときに、どうしても本体内部が結露します。
その水は、エアコンの脇に付いている配管から、家の外に排出されるわけですが?
これが結構な量なのですよね?
その結果、室温を下げることによって起きる、湿度の上昇をある程度抑えることが出来るのです。
エアコンの場合、設定温度以下にまで下げて、結露を全部外に排出し、そのご指定の温度まで上げることで、湿度を下げますが?
温度を下げたり、温度を上げたりと言うことを、それぞれおこなうために効率が悪いのです。
ですから、普通に冷房を付けるより、除湿の方が、電力が2倍くらい掛かるのです。
その点、除湿機は、そんな心配はありません。
コンプレッサータイプの除湿機は、基本的には、エアコンと同じ動作をしています。
しかし、エアコンと最も違うところは、二つの熱交換器が両方とも室内にあるのです。
エアコンの動作原理を説明しましょう。
空気は、圧力を掛けると、縮むわけですが?
空気は、エネルギー値の高い物質であるため、小さくすると、それだけで温度が上昇します。(エネルギー保存の法則)
この圧縮した空気を、エアコンは、室外機で作り、その過程で発生した熱を、ファンを回して屋外の空気に逃がします。
エアコンの中で移動する空気のことを、冷媒といいます。
基本的に、冷房を動作させるときに効率よく拡縮ができる気体として、専用の物が作られたので、専用の名前になっています。
30度の冷媒を、1/2まで圧縮すると、例えば60度になったりします。
外の空気は、30度ですから、ファンで冷やすと30ど迄戻ります。
今度は、この冷媒を、室内の熱交換器に送ります。
屋内では、圧縮した冷媒を、元に戻すことで30どの冷媒が、例えば15度になったりします。
キンキンに冷えた、熱交換器に、室内の空気を当てれば、室温が29度、28度とどんどん下がっていくわけです。
こうして、室温と、同じくらいの温度まで温度が上昇したら、もう一度冷やすために室外機へ冷媒を送るわけです。
室外機では、またこの冷媒を一生懸命圧縮しながら冷やし、
室内機では、この冷媒を拡張しながら室内の空気を循環させる。
ようするに、エアコンとは、室内の熱を、外に移動する装置と言えます。
この部屋を冷やすという工事は、永続的に続けていけば、いくらでも冷やすことが出来るのですが(−40℃の冷凍庫とかありますよね?)
でも、湿度をいくらでも下げると言うことをするためには、空気中の水分を結露させて、廃棄し、温度を上げて、飽和水蒸気量を増やさなければなりません
冷やしただけでは、下がらないのです。
だから、エアコンの場合は、効率が悪いのです。
温度を下げるときも、温度を上げるときも、電力をとても消費するのです。
でも、除湿機は、空気を吸い込むところに、冷房を付け、空気を排出するところに暖房を付けるのです。
この小さな機体の中で、熱交換を同時におこなうことで、ロスの殆ど無い、冷房と暖房を同時におこなうことが出来るのです。
吸い込み口は、冷媒を拡張して、温度を下げるので、熱交換器が結露し、水が出ます。
暖まった冷媒は、排出口で圧縮され、温度が上がります。
吸気時に冷えた空気をもとの温度に戻します。
なので、コンプレッサータイプの除湿機は、室温を殆ど買えること無く、乾燥した空気を作り続けることが出来るのです。
ちなみに、電気で、動かす関係上、少しずつ温度が上がりますけどね!!
何はともあれ、梅雨から、秋雨までの間、週に何度もお世話になる感じで、とても良い感じの装置なので、一家に2,3台有った方が良いですよ!!
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