仏教のことではありません。
まぁ、たまたまなろうで読んでいる最中に見掛けた言葉で、漠然と知ってはいたのですが、詳細を知っていたわけではないので、ちょっとググってみました。
仏教において、仏様が各々担当している、一人分の領域みたいな物でしょうか?
一般用語で言うなら宇宙に相当するみたいですね?
おそらくですが、当時の世界では1000という数字はとても大きいという意味合いで、人の身で1000という数値を扱うことは考えることが不可能だったのでしょう。
日本で言うなら、よろず(万)に相当する言葉でしょうか?(八百屋とか万屋の事ですね)
そのよろずも直ぐに足りなくなり、やおよろず(八百万)という数値に変更され、日本における神々の数として八百万の神々といわれるようになったわけですが?
今となっては万物ではなく、億物とか兆物とか京物とか、まぁそう言うレベルですよね?
日本においては、近代社会として、家内制手工業が導入された辺りから、個人レベルでの物の数が100を越え、金額なども100を優に超え、銭から円に変わったり、今ではその円も国家予算では100兆円規模ですよね
さて、そのうえでまた冒頭の話しに戻りましょう。
三千大千世界
これは、小、中、大と1000個ずつ集まったものです。
要するに大千世界とは、小世界が1000×1000個集まった物が1大千世界なのです。
たぶん、昔の人は、累乗という計算方法を理解していなかったのでしょうけど?
千以上の数値が存在しなかったのだと思うけれど
形式的にとはいえ100万という数値を大千世界という言葉で実現していたのはとてもすごいことだと思います。
そして、三千大千ですから、30億と言うことになります(たぶん)
ここでいう三は、日本で言う所の八、もしくは八百の”とても多い”に該当する、もしくは付随する言葉として使われているのでしょうね
今日本で同じ様な言葉が作られたら
八京大京世界とかになるでしょうか?
京じゃ少ないですか? 垓ですか? 穣ですか?
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