世界的機構の名称を間違えたわけではありませんw
Wakeup On Lanというパソコン用語です。
まぁ、英語が多少でも分かればなんだか想像が出来ますよね?
ネットワーク上にある別のPCの電源を入れるんです。
これで、側に行かなくても、PCの電源が入れられます。
ちなみに、とても古くから有る技術?で、特別新しいこともありません。
しかし、PCがWindows7そして、Windows8になって、瞬間的に立ち上がるようになってから、PCの電源を入れっぱなしにしていたXpの頃とは違い、使う前に電源を入れる作業をしなければならなくなりました。
話はちょっと変わりますが、
最近はゲームやらグッズの購入数は抑えてはいるんですが、それでも部屋のサイズの方が小さいので、だんだん、部屋の中が大変な事になってきました。
それなのに、会社で使っていたPCを一台自宅に持ち帰った関係で、PCを置くための場所をそれなりに消費してしまったのです。
で、話は戻しますが?
PCが電源を入れれば直ぐに立ち上がる反面、PCの電源は遠くなりました。
そう、入れられないのです。
ディスプレイとキーボードとマウスは問題ないのですが、PC本体は部屋の構造上、奥にあるのです。
あと、ノートパソコンが部屋にあって、布団の直ぐ側にある関係で、Webやらアニメを見たりとか?そういう感じのライトな作業はノートパソコンを使うこととなり、ますます持ってデスクトップPCを使わなくなりました。
タブレットもありますしね?
使う場所、やること、そういうあれこれによって、タブレット/ノート/デスクトップを使い分ける。
でもって、最近のノートパソコンは、容量を気にしなければ、安いデスクトップと同じくらいの性能を持ちます。
要するに、これまでデスクトップでやっていたことの一部はノートでも出来ると?
PSO2は重すぎるので、そういう意味では動画のエンコードとPSO2だけがデスクトップのメインの仕事。
でも、ゲーム類をいちいち入れ直すのも面倒ですし・・・?
って事で、今始めたのが、リモートデスクトップ
OSをWindows7からWindows8へ切り替えを急いだ理由もこれ
Windows7 は HomePremiumだったので、当然、リモートデスクトップのサーバーにはならない。
でもWindows8はあの何チャラ期間の特別アップグレードはWindows8のProが対象であったため、
Windows8になればProfessionalになるためリモートデスクトップが繋がる!
で、繋がると、デスクトップのPCは起動さえしていれば、ノートパソコンから利用が出来る。
そう、起動さえしていれば・・・・
となると・・・PCはスリープで置いておくか、電源を切るかと言うことに成ります。
スリープは、それなりに電力を消費しますし、自宅にいる時間以外はほぼ使わない。
平日は1〜2時間しか利用可能期間がない、ノートで事足りてしまうことが多いので、全く使わない日も多い。
PSO2もVitaが出来てからは、平日はVitaでプレイすることが多いので、ますますですね?
で、仮に、帰宅直後に電源を入れるにしても、
途中で、電源を切って、その後にやっぱりもうちょっと使うと言うことに成ると、奥の方にある電源を日に何度も入れに行くのはとても大変。
そう、いつでも、何処でも簡単に電源が入れば良いのです。
PCにはそういった機能が、太古から有るのです!!
使わねば!!
とか、今更のように思ったわけです。
以前は、LANへ信号が流れると、問答無用で立ち上がったりとかしていたのですが。
最近は、立ち上げ専用のデータ形式(マジックパケット)が定義されていますので、不意に立ち上がる事も無いです。
要するに、問題ないのです!
では、PCをそのように設定しましょう☆
必要なのは立ち上げるPCのMACアドレス。
WOLクライアント。
えぇ、最近のPCでWOLに対応しているかどうか何て確認する必要はありません。対応していなかったら、メーカーを訴えても良いぐらいです。
で・・・・・?
始めに使用した某ソフトは何故かIPアドレスの入力を強要してくる。
基本的にマジックパケットはブロードキャストする、だから、そのためのブロードキャストアドレスを要求するのは分かる。
問題点はもう一つ、ポート
TCPやUDPなどで接続先を指定する物だけど、ブロードキャストされるマジックパケットには本来不要。
結果・・・起動せず(笑
仕方が無いので
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/715wol/wol.html
で紹介されているソフトをそのまま利用。
サブネットマスクは/33で、255.255.248.0なので、ブロードキャストアドレスが
7.255なのが、ちょっと計算が面倒だったけど、取りあえず、問題なく動いたようです。
えぇ、動きましたよ?最終的には(笑
動かなかった原因はこちら
M5A99FX Pro Ver.2.0のUEFI BIOS
えぇ、前回Windows8に対応させるために買った最新(でも、結構古い)の物です。
対応していないはずがない!
でも、そもそも設定する場所が分からない。
それっぽいのは、「詳細」にあるAPMの所
Advanced Power Mnagementだよね?
そこにはLAN的な説明や単語、記号などは一切無く。
おそらくこれだろうと思う物(消去法)がPMEなのです。
PMEってなんぞ〜?
PMEとWOLでググると、確かにヒットする。
これをONにすると書いてある。
でも、何処で探してもPMEそのものの説明は書いていない(笑
おそらくPCI Exからの信号で立ち上がるとか?そういう意味合いじゃないかと思うのです。
あ〜、もう一度探したら見付かりました。
PME: Power Manegement Event
LAN限定では無い様ですが?定義されているどれかが来れば、立ち上がると言うことなのでしょう。
とにかく、これを設定して、ノート側からWOL ControllerのPCを選択して、信号を送る。
このソフトの不満
1.PCのチェックが外れている。
希望する対応 −> 前回選択してあった物を選択状態で起動する。
2.「送信しますか?」のメッセージが出る。
確認メッセージ不要。
以上2点
まぁ、それはともかく、これをぽちぽちぽちぽちと4回(起動、選択、送信、OK)すると40秒くらいで動作可能になります。
その後リモートデスクトップで接続・・・・Windows8(7以降?)はジャンプリストに接続したことのあるホストの一覧が出ているので、ここをクリックして、パスワードを入れればもうデスクトップPCがフルに活用出来るようになります。
ただ〜、
ノートの方が画面が狭いので、アイコン位置がリセットされてしまっているのが残念。
こっちで変更すると、デスクトップで操作するときにまた変更されてしまいそうで、面倒なので、しない。
普通にチャームから終了しても良いんだけど、デスクトップにシャットダウンボタンの作成。
コレするだけで、リモートデスクトップも切断されるしPCも終了する。
ちなみにこれは、実行コマンドがあるので、 shutdown -s -t 0ってショートカットを作ればOK
-sがシャットダウンの実行
-tは実行する時間猶予 0を指定することで即時シャットダウンになります。
-tを設定しないと60秒後になりました(Window8 Proの場合)
で、もう一つが大変。
このshutdownコマンドはスリープには対応していないのです。
-hでハイバネーションモードになりますが、SSDが痛むだけなのでヤダ(3回テストしただけで書込が0.1T増えた)
で、Sleepモードですが、APIを実行するしか有りません。
ソースコードはこちら(コンソールの場合)。
#define _WIN32_WINNT 0x0501
#define _WIN32_WINDOWS 0x0501
#include <windows.h>
#include <PowrProf.h>
#pragma comment(lib, "PowrProf.Lib")
void main()
{
SetSuspendState(false, false, false);
}
解説しますと〜
>#define _WIN32_WINNT 0x0501
>#define _WIN32_WINDOWS 0x0501
Xp以降だけです。無いと古いバージョンのVSではコンパイルが通りません
>#include <windows.h>
無いと起動しません。
>#include <PowrProf.h>
無いとSetSuspendStateが使えません。
>#pragma comment(lib, "PowrProf.Lib")
ライブラリの自動参照追加、無いとリンク時エラーが出ます。
まぁ、手動で追加しても良いですが?
>void main()
コンソール版
>SetSuspendState(false, false, false);
全部falseが望ましい。
以上解説
そんな感じ
これを実行ファイルにコンパイルすれば、ダブルクリックするだけでスリープさせることが出来ます。
そのうち、このソフトをここに上げます。
実行ファイルのサイズは177k
デカ!
これ、ライブラリをスタティックリンクしてあるので、単体動作します。なので、インストーラーではなく、Zipで配布予定。
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