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家計 |
2009年03月06日16時54分 |
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ティアのたわごと☆其の567
BPの記事にアメリカの家計のことが書いてあったので・・・しかも記事の途中からは登録会員しか読めないみたいなので、
あたしが、続きを勝手に想定して書いてみます。
注意)、記事内容を想定して書いては居ますが、事実認識が、著しく間違えているわけではありません。
アメリカが、稼いだ額より、消費額が多い居原因は、いわばバブル経済だったからです。
読める部分には書いてなかったのですが、
アメリカの住宅は、特にサブプライムローンとかね、なんであんなに馬鹿高い金利だったのかとかが、だんだん分かるようになってくるものです。
1軒の家を10万ドル(1000万円)で買ったとします。
経済の波に乗り、軒並みあらゆる物が価格上昇を続ける状態、本来であれば、経済成長と言われるはずのが、バブル経済による急激なインフレ状態だったんです。
だから、2年後に貨幣価値が半分(100%の経済成長)になった場合、
家が20万ドル相当になるわけです。
家に住んでるだけで資産が10万ドル増えるわけです。
家はたいていローンで買いますので、10万ドルの家を担保に、10万ドル借りて買うわけですが・・・
2年後に、家が20万ドルになると・・・家を担保にして借りたローンですから、信用枠も20万ドルになります。
借りた10万ドルの内、1万ドルを2年間で返済していたとしたら、信用枠が11万ドル余っているわけです。
ローン会社は、もっと家の価値が上がるからと、この信用枠を使って、さらにお金を借りて、投資だとか、買い物だとかをしようと、持ちかけてくるわけです。
家主は、家に住んでいるだけで、どんどん資産が増えるわけですから、何も考えずに、家を担保にどんどんお金を借りたそうです。
そのことで、アメリカ経済は過剰に繁栄していたわけです。
しかし、実態のない、バブル経済がはじければ、家の価値は元の10万ドルに戻るわけです。
10万ドルの家が100万ドルになっていたころにはじけたとしたら、
90万ドルの不良債権な訳です。
サブプライムローンは、この方式の象徴みたいなローン制度で、家の価値が上がるから、金利が高くても大丈夫的な話だったんですが、経済成長にかげりが見え始めた頃から、資金繰りができなくなった家主が、どんどん売却やら、破産やらはじめ、
不動産価値が一気に下がり、バブルは終わったわけです。
そう、低所得者相手のバブルがはじけて、低所得者が大変なことになるのも、それはそれで大変なことですが
この方式自体が、あらゆる家の売買で取られていたため、ほとんど、無担保ローンと変わらない状態になったわけです。
ローン会社は一生懸命回収に駆け回り、まぁ、借りすぎた分は、それはそれで問題ありですが、そのまま、経済活動を続けていけば、いずれ正常に返せるはずの、通常所得者も資金難に陥り、アメリカ経済は、100年に一度と言われる大不況に突入したわけです。
で、今、バブル的な資金調達や、資金運用も見直されてきては居ます。
しかし、原油の高騰があったり、いろいろな部分で、あふれたお金が猛威をふるっています。
よくね、リーマンショックからが不況の本番だという人も居ますが、基本的には、原油が高騰を始めた頃から、その足は始まっていたんです。
もし、マネーゲームに興味がある方でしたら、適度に忠告
波に乗り遅れるな、波に取り残されるな
ただこれだけです。
高等を始めた物があったら、さくっと買い、他の物が高等を始めたら、さっさと手を引く、
引き際の良さが、初心者の儲ける道ね
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