あたしも、熱中症で倒れたことはありますが・・・
本来の熱中症は、死ぬような症状ではありません。
ですが、処置を間違えると、ここ数日、何人も死んでいるように、死に至る可能性がとても高いのです。
熱中症そのものは、体温の上昇、脱水など、頭がぼーっとしたり、呼吸が困難になったり、眼前暗黒感やらいろいろな症状が現れますが、
要は
暑い です。
ですから、水分の補給、場合により、ナトリウムなどの成分の補給、
身体の冷却などで、非常に簡単に症状が改善します。
しかし、熱中症の一番の問題点は、
なった当人の意識が無くなることです。
熱中症になっている一を見掛けたら、その場で救急車を呼んで引き渡すとか
水を大量に掛ける、飲ませるなどの応急処置を行うだけで、30分程度で回復します。
熱中症は数時間掛けどんどんと深刻化し、5,6時間後には死ぬ可能性があります。
暑い環境では、一人で過ごさない、これはとても重要なことです。
例え熱中症になっても、誰かが気がついてくれれば死ぬことは無いのです。
作業中に、誰かが居なくなったりしたら、何処かで倒れているかもしれませんから、1、2時間以内に探し出す必要が有ります。
「帰っただろう」とかそういう事では、死人が出る可能性があります。
連絡が取れなければ、即捜索しましょう。
ちなみに、熱中症で倒れると、身動きも出来ず、声も発生することが出来ないため、意識が無いと思われがちですが、実は1時間ぐらいは、意識があります。
あぁ、死ぬ・・・もう死ぬんだ
とか、1時間ぐらい悶えながら意識をなくすので、なるべく早く見つけて上げてください。
それはそれとして・・・熱中症で倒れた患者に、ポカリやらアクエリアスを直接飲ませてはいけません。水で半分くらいに薄めてから飲ませて上げてください。
死んじゃいますよ?
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