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モニターというと、パソコンで利用する事が多いかもしれませんが、これは、パソコンだけの話ではありません。
ものを見る場合、”色合い”や、”明るさ”の違い、リアルのものの場合は、”距離”などを利用して頭はものを把握するわけですが・・・
距離感そのものは、直接見ている場合を除いて、写真や、ビデオ等を見ている場合は周囲の”色”や”明るさ”や知識状の”オブジェクトの想定サイズ”等を元に行われます。
結局、距離感も、直接見ていない場合は、”色”や”明るさ”などを元に、建物や木などを判別した後に、それの想定サイズを利用して距離を得ます。
ですので、
背景が真っ白の場合は、距離が全く分からず
背景が想定と違うサイズの場合も、距離が正しく把握できず
背景の色合いが不自然のい場合も、距離が分からない
ものを見る上で、一番大事なのは、色とそれらの明るさです。
色味は、見る人の好みによって様々に曲解されていき、また、犬などは、赤を見る事が出来ない(らしい)事を考えても、色は、最低限「違いが分かる」だけで十分なわけです。
で、その色の違いを判別する上で、最も重要なのが、明るさです。
明るいものは、色がハッキリと分かり、暗いものは、判別がし辛くなります。
人の目で見える範囲で、真っ暗から、明るい所まで、調光できれば、”良く見える”と言う事になるかと思います。
さて、そんなニンゲンの目の機能の上で・・・・・
最近のモニターは、どんどん暗くなっています。
モニターの説明で、たびたび、
コントラスト 100000:1
とか、書いてあったりします。
これは、明るさではありません。
コントラストは、一番暗いのと、一番明るいのでの明るさの違いではありますが、
根本的な明るさは、「輝度」で表されます。
輝度は、輝き具合、どれだけ発光するかって所です。
この、輝度が上がらずに、コントラストが上がっているのがどういうことかというと、
暗いのが、より暗くなっているのです。
古いモニターの場合、真っ暗な部屋でモニターで真っ黒を表示していても、明るく浮き上がって見えたりします。
これは、バックライトを、完全に遮断できていないために、真っ暗≠黒なわけで。
こういう場合、コントラストの上昇は、
黒が締まる
という、良い事なのですが、
果たして、どれだけのニンゲンが、部屋を真っ暗にしてPCを操作するでしょうか??
録画した番組(映画等)を鑑賞する場合は、それでも良いかもしれませんが?
大抵は、キーボードや、マウスを操作しますし、離れてみるわけでもない。
周りが明るいのであれば、黒は締まらなくても、十分に黒く見える。
となると、周りが明るくても、暗くても問題なく見えるようにするためには、アグレッシブに輝度(明るさ)をコントロールできる事が重要です。
根本的に、輝度が250cdしかないと、ある程度以上部屋が明るくなると、画面が相対的に暗く感じてしまいます。
人間の目は、もっとも明るい所に併せて黒目が閉じて、それ以上光が入らないようにする機能が有るからです。
モニターの輝度で、お勧めは400cdです。
まぁ、それ以上有っても良いですけどね^^
それと、モニターを長時間使っていると、経年劣化で、明るさがだんだん弱くなってきます。
これは、バックライト自体の寿命です。
液晶のセルが壊れなくても、液晶はバックライトの寿命で使えなくなるのです。
250cd等の輝度が低い場合は、それはとても顕著に表れます。
早ければ、半年、長くても2年程度で明らかに画面が暗くなり(LEDバックライトは別)見づらくなります。
コントラスト設定を上げる事で、文字などは問題なく読めるでしょうが、暗い方は、全てが真っ暗になり、判別が付かなくなり、また、明るい方も白飛びし、中間色以外は、色合いが失われてしまいます。
でも、400cdと明るさに余裕があれば、多少の劣化では明るさに問題は出てきません。多少高いのを買っても、長期間使える分お買い得になります。
あと、根本的にアメリカ映画とかは、くらい映像を良く作って今したよね。
午後のロードショウ?とか、これは、テレビ番組ですけどね、
洋画って、真っ暗の画面の中に、暖炉の火だけ見えていたとか、
音からすると、誰か動いているはずなんだけど、全く見えなくて、画面に何も映らないのなら、ラジオでよくね?
とか思ったものです。
そうそう、LEDバックライトは別と書きましたが、
ただ単に、劣化が遅いだけです。
根本的に輝度が足りないような環境では、画面が暗く見える事には変わり有りません。
もっと輝度のあるモニターが増えないですかね〜? |
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