エアコンの冷房は、扇風機等に比べて消費電力が高いので、エコじゃない的な話が良くあります。
古く、電力効率の悪いエアコンは、当然問題外なのですが、
最近の密閉型住宅では、省エネ型エアコンは最大限の効率を上げ、実は扇風機並みの消費電力で動作する物もあります。
もちろん、冷却中は消費電力は高めになりますけどね、でも、部屋全体を冷やすと言うことで、それを上回る成果があります。
ほとんどの家電製品は、熱を出しながら動作しますが、ほとんどの家電製品は熱が原因で効率が悪くなります。
特にというのであれば、冷蔵庫やパソコンは、外気温が低ければ低いほど効率よく動きます。
冷蔵庫は、冷蔵庫内部を5〜8度に下げるために、エアコンを内蔵していると同じようなものですから、室温が低い方がコンプレッサーでの熱交換も楽に済むわけですね。
PCは、CPUが異常に加熱しますので、それを冷却しなければいけませんよね、PCのほとんどは空冷なので、外気温が高いとCPUを効率よく冷却できません。
なので、CPUやPCの各所に付いているファンを回して一生懸命冷却しなくてはいけません。
電気回路は、熱により抵抗値が増し、それだけでも電力効率は悪くなります。
変な例だと、
オーディオとかね、同じボリュームを同じ所に設定していても、夏と冬で、音量が変わります。
夏の方が気温が上がり、回路そのものの抵抗値が上がり、音の出力は小さくなります。
部屋の温度を20度以下にまで下げる必要はないのですが、
室温が30度を超えるような状況だと、非常に問題有りです。
冷房の設定温度は27度とか28度にしましょう的な話は過去にありましたが、これは、”夏の電力需要が”とか、そう言うだけでなく、室温上昇による余分なエネルギー諸費を防ぐためにも必要なことなのですよね。
エコエコ言うのであれば、効率の良い消費を考えなければいけませんよね。
使わないのがエコというのであれば、完全にやめなければ意味が無いと言うことなんですよね
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