日があきましたが・・・・書き忘れていただけです。
前回はこちら
経済と無駄の省き方 その2
前回の続きですが・・・では、どうやったら日本の総資産が増えるでしょうか?
先日書いた様に、日本に住む一般人が貧乏かどうかの問題以前なのです。
日本にある、現金、預金、貯金、物理的資材、債権やら、なにやら全部足した上での総資産です。
湯水の様に石油が湧いてでるのであれば、それを国外に販売する事で、日本にお金が入ってきますが、その分、石油の残量が減るという総資産的にはあまり得策ではない可能性も有り、
日本国内に、資源があるかどうかとは、やはり関係がないわけで、
日本が、100円で仕入れた物を120円で国外に売る的な、貿易黒字だけが日本の総資産を増やします。
でも、日本の総資産が増えただけでは、もちろん日本が好景気になるわけではありません。
前々回に書いた様に、仕事の効率化は、収益を改善すると共に、貧民層を生む事となります。
仕事が効率化する、→余剰人員が首を切られる→→→→→→→働き場所のない人が生まれる
という流れになるからです。
じゃぁ、どうすればいいのか?
必要なのは、商品コストの削減であり、それにより、商品価格の下落により経済が活性化します。
商品コストの削減≠人員の削減
余剰人員の首を切るのではなく、余剰人員とならない様に常に新しい商品を開発し、発売する必要が有ります。
全ての開発チームを最小限の人員で構成し、そもそも余剰人員のでない状態でいればいいわけです。
じゃぁ、今からそれを始めたらどうかというと、既に沢山首を切られた人が居るので、そう言う意味では、遅すぎるのですが・・・・
今からでは、新しい商品開発をどこかが行わなければならず、今としては、それを政府に頼りたいところです。
エコポイントとかで、特定の産業にお金を融通するのではなく、今後もっと伸ばさなければ行けないエコ産業の新商品開発でも行えば良いのです。
資材、電気、設備、色々な需要が創出されます。
でも、
あたしとしては、もっと根源的な問題が有ると思います。
今日の不況下で、所持金が風前の灯火な状態の人に対して言いたい事ではありません。
あたしの知り合いの人が「タイ」の結婚式に参列しました。
タイは近代化が押し寄せながらも、古き習慣が良く残っているところです。
まぁ、近代化が早すぎたという事かもしれません。
でも、式で使う花や、宝飾品、衣装、雑多な手土産、その他諸々がとてもたくさん有りました。
こういう、細々とした出費は、それぞれがたいしたことない額の物ですが、住民全体が必要とする物であり、それはそれで、地域経済を動かす力を持っています。
知的弱者、身体的弱者、年齢的弱者など、現役から退いてしまったり、現役になれなかった人たちの重要な受け皿であり、まぁ弱者じゃなくて、エキスパート的な人も居るかもしれません。
誰もが、厚生で税金を取られ、さらには、官僚が不要な物を沢山購入して無駄使いをされるよりは、自分たちで、自分たちの生活に必要な物を買う目的で現金を使用し、それにより、弱者を守れるのなら、そっちの方が良いと思いませんか?
あたしもそうですが、
人には皆、出来る事と出来ない事があります。
ただただ、何もしない人を税金を使って生きながらえさせるのではなく、
皆が、じぶんのできることをやってお金を稼げる社会を作る必要が有るのではないでしょうか?
サービス業を、高次産業的に言いますが、
もっと、基本的な低次産業を普及させ、それをみんなが必要として、みんなが利用できる様な世の中にするべきではないでしょうか?
年末年始に、門松やら、クリスマスのリースを飾ったりしませんか?
大手メーカーの華やかのを買っても良いですが、地元の誰かが駅前で売っている様なのをみんなで買う方が地域経済の発展には良いと思いませんか?
そんなに多くなくても、地域の中でお金が沢山回れば回るほど、その地域が活性化します。
3日で捨てる門松やらしめ縄を買うのはもったいないとか思わずに、こういう細かい風習、習慣を守って居た方が、みんなが潤うのです。
まぁ、貧乏になった今頃言うことじゃないんですけどね?
バブル経済なんか起こさずに、みんなが地元でお金を回していれば、バブル不況も、リーマンの不況も、全く縁のない事柄だったはずなんですが?
今だから分かる事柄と言いますか?
今後、景気が回復していくのであれば、是非地元でお金を消費する重要性を分かって欲しいですね。
お金は、地元で使いましょう☆