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さて、自炊のお話2回目です。
先日の記録にて、雑誌などの割とバサッとやっても困らない部類の自炊について書きましたが、今回はコミックの単行本です。
犠牲者はこちら
未確認で進行形 1〜2巻
尚、3,4巻も殺る予定です。
この作品は、アニメが面白かったので、思わず本を買ってみたのですが・・・・
4コマの絵は取り立てて好みの絵という事も有りませんでした。
また、アニメになることで、時系列がつじつまが合うように、効果的に再配置されているのに対し、漫画の方では、思いついた順に描いた感が満載で、
アニメを見ているせいもあって、どうも順序がおかしい、
一緒に暮らしていれば、1週間も経たないで気がつきそうなことが、数ヶ月過ぎた頃に突然驚いたように書かれていたり、時間的に順序逆じゃないかと思うこととかも結構あるのです。
まぁ、本のレビューはどうでも良いですか・・・・
ようするに、本は再編集したい感じも有り、自炊することにしました。
でこれ、まず、「ScanSnap iX500」では表紙カバーが読み取れません。
1巻のカバーは何故か読み込みに成功してしまうのですが、裏側の途中で切れていましたし。
2巻のカバーは、紙詰まりエラーがでて全然ダメ、
結局、重なり検出をOFFにして、折り返した状態で読み込みました。
あとで、画像編集して結合する必要がありますね
次、表紙は、ちょっと厚すぎます。スキャンすると、背表紙の折り目がしっかりと読み取れてしまうので、アイロン掛けとかして真っ直ぐにした方が良いかもしれません。
ところで、・・・・何故ここで突然のようにアイロンが出てきたかというと、ちょっと問題が有ったのです。
とじ太くんでいつものようにバラす。
まずは、表紙と分離します。
表紙の分離は、簡単に完了します。
先日まで雑誌を多く取り込んでいたので、ここで、カラーページとモノクロページを分割するのです。
こうすることで、スキャン時の事故も防げるのですが、
一番の目的は、モノクロページは背に付いているのりを裁断するんです。
背表紙を剥がしてから、2回くらい暖めて、ノリの大半を落としてしまいます。
その後裁断機で1〜2mm裁断して、後はノリが深くくっついているところが無いか調べて、全頁剥がして完了です。
カラーページは綺麗にのりを剥がし、パラパラとページを分離して終了。
1巻は、これで特に問題なく完了したのですが、
問題は2巻
カラーページが3枚
奇数だったのです。
片方は2ページ分の紙を二つ折りしているもので、
もう片方がそれにのり付けしてあったのです。
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こんな感じ?
とじ太くんで表紙からは簡単に剥がせたのですが、このからページ同士が直接別のノリではりつけてあったために、分離出来なかったのです。
その後も色々ととじ太くんで試してみたのですが、全く分離出来ず。
仕方が無いので、ピンポイントで加熱するためにアイロンを用意したのです。
何故これまでとじ太くんを利用して、アイロンを利用してこなかったのかというと、アイロンととじ太くんでは、アイロンの方が温度が高いのです。
髪が傷んでしまうのです。
取りあえず、温度設定低でチャレンジしてみる物の、ノリは無反応、
次は、中にして、ちょっと冷ましてからやってみる物の、特に反応が無い感じ・・・
で、次は中にして・・・・って感じで試した結果、
中にして5〜8秒加圧することで剥がれることが分かり、ここからちょこちょこっと剥がしていくことになります。
剥がすときの氷体としては、こんな感じです。
アイロン | クッキングシート | 本⇔ノリ⇔本 | アイロン台
とこんな感じです。
ただ、加圧する関係で剥がした部分が再度くっついてしまいますので、
1cm位剥がしたら間に紙を挟んで
アイロン | クッキングシート | 本⇔ノリ≠紙≠ノリ⇔本 | アイロン台
こんな感じで、1cmくらいずつちまちまと剥がしていきました。
これにより、全頁の分離が完了しました。
あ〜、カラーページの折り返し部分は見開きでも無かったので、職人並みの精度で、カッターで分離しておきました。
まぁ、結果から言うと、カラーページをくっつけていたノリは、背表紙を止めているノリよりも、高い温度じゃ無いと分離出来なかったと言うことですね。
また、変な技能が増えました(笑
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